高知コアセンターにて地震・断層・流体ミニワークショップを開催しました。

[ 記事公開日:2009.07.06 ]

2009年4月21日、高知コアセンター会議室にて地震・断層・流体ミニワークショップを開催しました。 高知大学や高知コア研究所の研究員らが参加、互いの研究成果の発表や意見の交換をしました。

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研究発表者と発表内容の概要;

● 西尾嘉朗 (JAMSTEC/高知コア研究所)
【湧水や流体包有物試料を用いた地震断層に関与する流体の同位体化学研究】
”群発地震域の湧水や地震に関与したと思われる流体を保持する流体包有物のリチウム同位体比から、どのような事がわかるか、またその可能性があるのかについて話題を提供。

 

● 廣瀬丈洋 (JAMSTEC/高知コア研究所)
【H2 Generation during earthquake: Its implication for subsurface biosphere】
地震時の断層すべりにともなって水素が発生する事が知られており、この物理:化学プロセスを調べる為に、高速摩擦試験機にポータブルガスクロマトグラフィーを接続して、地震エネルギーと水素発生量の相関関係を決定するための実験を行い始めた。発表ではプレリミナリーな結果を報告。

 

● 林為人 (JAMSTEC/高知コア研究所)
【Determination of current stress state in deep scientific drilling - An example from NanTroSEIZE stage 1 drillings -】
深部化学掘削、特に地震断層関連の化学掘削における応力測定の法王と現状をレビューし、南海トラフ地震発生帯掘削計画(NanTroSEIZE)のステージ1における応力測定の成果をサマリーするとともに、次のステージに向けた研究戦略に関する考えを述べる。

 

● 谷川亘 (JAMSTEC/高知コア研究所)
【インドネシア熱泥流出事故と泥火山と高間隙水圧】
2006年5月、インドネシア東ジャワ島のガス田掘削現場において突如高温泥水が噴出し、大規模な被害をもたらした。災害の原因としていくつか仮説がたてられているが、本発表では堆積盆地における異常間隙水圧の発達に着目して、災害との関連性を述べる。

 

● 山口飛鳥研究員 (高知大学海洋コア総合研究センター)
【沈み込み帯地震発生帯における2種の岩石流体相互作用:四万十帯延岡衝上断層とKodiak付加体Pasagshak Point Thrustの比較から】


● 橋本善孝准教授 (高知大学理学部)
【牟岐メランジュ南阿波断層における流体フラックスと透水率の推定】


● 久保篤規准教授 (高知大地震観測所)
【2004年中越地震 の余震域のVp/Vsの時空間分布】

 

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