「階層構造の科学+現象数理学」研究会, 熱海(2008年11月30日-12月1日)

趣旨

現象における階層性は、自然・工学・社会・経済など分野を問わずに現れる普遍的な性質である。それゆえ、階層構造の本質を捉えることにより、様々な現象における法則性を包括的に理解する試みは、新しい科学の視点として重要な指針を与えると考えられている。

今回、海洋研究開発機構「階層構造の科学」研究グループと明治大学グローバルCOE「現象数理学の形成と発展」グループの共同で、階層構造に関する学際的議論を目的とした合宿型研究会を企画した。この研究会は、生命・脳・経済・社会など様々な現象に現れる階層性の構造・原因・機能などを分野横断的に考察することにより、階層構造の数理科学を創成することを目指して実施されるものである。

主催

  • 独立行政法人海洋研究開発機構「階層構造の科学」研究グループ
  • 明治大学グローバルCOE「現象数理学の形成と発展」グループ

場所

ホテル ニューアカオ(熱海市)

プログラム

11月30日

講演者所属タイトル
上出 洋介京都大学 生存圏研究所私の階層構造思考ワールド
高安 秀樹ソニー コンピュータサイエンス研究所ランダムな成長現象の数理モデルと企業統計への応用
高山 和善東北大学 流体科学研究所衝撃波研究の学際応用
矢木 雅敏九州大学 応用力学研究所Multi-scale simulation study in fusion plasmas
中村 和幸統計数理研究所 予測発見戦略研究センターデータ同化手法による非線形現象の理解
岡部 靖憲明治大学 先端数理科学インスティテュート複雑系現象の時系列のモデル解析

12月1日

講演者所属タイトル
時田 恵一郎大阪大学 サイバーメディアセンター生物・社会ネットワークの統計力学
安田 英典城西大学 理学部インフルエンザ流行伝播シミュレーション;大都市近郊の解析とメタファーモデル
渡辺 正夫東北大学大学院 生命科学研究科高等植物の自家不和合性における自他識別と生殖制御因子
山内 淳京都大学 生態学研究センター細胞内共生体の数理:ゲノムの小型化と性発現コントロールの進
奥 牧人東京大学 情報理工学系研究科脳研究における階層性とメゾスコピックモデル
戸田 幹人奈良女子大学 理学部大自由度力学系の相空間構造における階層性
小山 岳人海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター粘弾性相分離現象の研究
小河 正基東京大学大学院 総合文化研究科プレートテクトニクス・スーパープルームと地球のマントル進化

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