研究プラットフォーム運用部門
Institute for Marine-Earth Exploration and Engineering (MarE3)

東北海洋生態系調査研究船「新青丸」

小さな船体で沿岸から外洋まで総合的な大気・海洋観測ができる船

学術研究船「淡青丸」の後継船として、同船が担ってきた役割を引き継ぐとともに、「東北マリンサイエンス拠点形成事業」に必要な研究を効率的・効果的に推進するために建造されました。震災による大規模な自然変動とそれに伴う生態系の変化をモニタリングし、生態系の修復に関わるメカニズムを解明しています。多種多様な最先端の観測機器や研究設備を保有しており、大気観測、海洋環境観測、海底地形調査、海洋気象観測などの総合的な研究観測を行うことができます。

東北海洋生態系調査研究船 「新青丸」の画像

主要設備

第1から第3研究室が備わっており、その中でも第2研究室はドライ、セミドライ、ウェット区画に分かれています。その他に、CTD採水器室、重力計室、薬品保管庫、サンプル保管庫が配置されています。

地球深部探査船 「新青丸」の主要設備画像

1Aフレームクレーン

アジマススラスタの説明画像

生物採取ネットや堆積物採取等の機器だけでなく、ハイパードルフィンの着水・揚収が可能です。

2研究室

ソナードームの説明画像

第1研究室は操舵室の後方にあり、気象観測装置や、水中音響機器の運用を行います。第2研究室はドライ、セミドライ、ウェット区画がつながった大きな部屋で、CTD観測のオペレーションや、試料の処理や分析を行うことができます。第3研究室は暗所作業に対応した小さめのラボです。

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