
トライトン(TRITON)ブイとは?
熱帯域を中心に設置される海洋観測ブイです。独立行政法人海洋研究開発機構が中心となり、米国、フランス、韓国、台湾、インドネシア、
及び南太平洋諸国との国際協力の基に実施します。赤道域の暖水が世界中の気候におよぼす影響を調査するために設置します。
ブイの配置は?
独立行政法人海洋研究開発機構は、熱帯域を中心に18基、北太平洋中緯度域に2基 計20基設置します。トライトンブイは、1998年3月より東経156度の北緯8度、5度、2度、0度に4基設置開始します。
以降A海域における米国の既存ブイをトライトンブイで置き換えていきます。
ブイは係留されています。
ブイは,海底の重りとワイヤーで堅牢に繋がれていて動きません。
ワイヤーには、非常に強い張力がかかっています。ブイを持ち上げることは、危険ですのでしないでください。

ブイでの観測は?

ブイで観測するのは、風、大気温度、湿度、降水量、日射量、海水温度、塩分濃度及び潮流です。
特に海水温度、塩分濃度について、深度750メートルまで一定間隔で観測します。
観測されたデータとブイの位置は、人工衛星を通じエルニーニョの研究のため、世界中の研究者たちに毎日提供されます。
天気予報に役立ちます。
熱帯域では、定期的に気象観測する機関及び船舶が少ないため気象情報に乏しいのが現状です。
ブイで観測し、送信されるデータは、台風の発生等気象予測を容易にし、また精度を向上させます。これにより船舶の安全航行に寄与します。
漁業に役立ちます。
海水温度は、魚類分布を予知するため重要なデータです。
ブイは、このデータを毎日世界の気象機関に送信します。
これらの気象機関では、送信されたデータを基に海水温度分布図を作成し、 ファックス等で送信されます。漁ろう中の船舶でも利用可能です。
航行中の船舶及び漁ろうに従事している船舶へのお願い。
- ブイ設置海域を航行する船舶及び当該海域で漁ろうに従事する船舶は、ブイに注意してください。
- ブイに接近したり、係留しないでください。
- ブイには、レーダリフレクターが装備されておりレーダに反応しますので付近航行する際は、ブイを避航してください。
- ブイは、ケーブルで海底に係留していますのでブイの周りで漁ろうに従事しないようお願いいたします。
- もし、漁具類等がブイに絡まった場合でも、ブイを破損させたりケーブルを切断しないようお願いいたします。
- ブイの異常を認めた船舶は、下記の連絡先にご一報下さい。
- さらに詳細な情報を必要とされる方は下記の連絡先にお問い合わせください。
- 連絡先
独立行政法人海洋研究開発機構 海洋工学センター 研究支援部 トライトン担当者
〒237 神奈川県横須賀市夏島町2─15
TEL: 0468 - 67 - 3936 FAX: 0468 - 67 - 3947
e-mail : triton@jamstec.go.jp
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