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海洋掘削科学研究開発センター

ODSが目指すもの

掘削科学という新たな学問を創出し地球の内部を解き明かす

海底下の地層を深部へと掘り進める掘削調査は、“地球の過去” を知る研究手段として発展してきました。
そして、掘削によって得られたデータが、海底資源や地震のメカニズムの解明などに生かされるようになったいま、掘削は“地球の未来” を築く科学として、さらなる進化を遂げようとしています。

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地震を起こした断層が目の前に

地球の表面を覆う十数枚のプレート。このプレート同士の衝突によって生じる摩擦が地震の原因となります。重いプレートが軽いプレートの下に潜り込んだ「沈み込み帯」を調査し、沈み込むプレートの形状、過去の地震で出来た断層の位置や形、岩盤の固さ、岩石の種類や構造、摩擦特性などを知ることは、地震を理解することにつながります。
「ちきゅう」は2012年4月から宮城沖で断層試料の採取や孔内温度の測定に挑み、2011年3月の東北地方太平洋沖地震で巨大津波を引き起こした断層すべりの原因を探りました。掘削で得たデータは、未来に起こりうる地震の予測、さらには地球の成り立ちの解明にとっても重要な手がかりとなるでしょう。