番外編「"生きた"スケーリーフットを持って帰る その4」

2013/03/31

宮崎 淳一(海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域)

現在(採取から13日目)の黒スケ生存数: ?匹 (前日比?匹)
日本到着まであと1日 (採取から16日目)
4/2の見学会まであと2日 (採取から18日目)
4/4の見学会まであと4日 (採取から20日目)
黒スケーリーフット最長飼育記録更新(採取から19日目)まであと3日

帰ってきました。
日本に。
人間だけが・・・

もう一度言います・・・人間だけが。

す、すみません。
昨日のレポートで土砂降りのモーリシャスということは報告したのですが・・・それが尾を引いてしまいました。

本来は18:20(現地時間)モーリシャス発ドバイ着1:10→2:50(現地時間)ドバイ発17:20日本着の予定でしたが・・・

一発目のモーリシャス発が天候不良のため時間通り出発せず、なんと20:30の2時間10分遅れで出発のお知らせが・・・
全員、真っ青。
当然、ドバイで成田行きに乗ることができず・・・

そして代わりに受け取ったチケットが、
4:40ドバイ発15:10北京着→16:40北京発21:00成田着に・・・
まあ、その日のうちに着くからと安心していたら、今度は荷物のトランジットが間に合わず、スケちゃんは北京に置いてけぼりにしてしまいました。
明日、成田にお迎えに行きますが、そのため現在の容体を確認できずです。

最後までお天気様に恵まれません、この航海は。
ここまでメークドラマする予定はなかったのですが・・・なんとか生き続けていることを祈るしかありません。

皆様もお祈りよろしくお願いします。


写真:この荷物にいる12匹の黒スケちゃんの現在の容体は???北京から無事帰って欲しいです。