番外編「"生きた"スケーリーフットを持って帰る その8」

2013/04/04

宮崎 淳一(海洋研究開発機構 海洋・極限環境生物圏領域)

現在(採取から20日目)の黒スケ生存数: 1匹 (前日比-2匹)
4/2の見学会 終了
4/4の見学会 終了
黒スケーリーフット最長飼育記録更新(採取から19日目) 1日更新

本日、2回目の黒スケ見学会が行われました。
今回は小さなお子さんが多く、「どうやったら「しんかい6500」のパイロットになれますか?」などの質問があり、とても初々しかったです。

肝心の黒スケちゃんはというと・・・
角を出して、なんとか踏ん張れたっ!?
というかんじです。

それでも興味深くみたり触ったり楽しんでいられるようでした。

今回は急遽の見学会開催となりましたが、すぐに満員となり関心の高さを感じるとともに、ありがたみも感じました。
本当にありがとうございました。

またいつかこのような見学会を開催できる機会をつくれるよう、がんばります。

本日をもちまして番外編「生きたスケーリーフットを持って帰る」のレポートを終了させていただきます。

現在、「よこすか」はモーリシャスを離れ、南アフリカのケープタウンへと向かっております。
QUELLE航海の次の調査海域はブラジル沖です。
来週からはじまりますので、引き続きお楽しみ下さい。


写真1:生きてる黒スケ撮影中。


写真2:饗庭 空璃(あいば そらり)君、小学4年生が黒スケと白スケの絵を描いてくれました。