募集職種 | 特任准研究副主任、特任准研究員、特任技術主任、特任技術副主任、特任技術主事のいずれか 1名 (CGM20-008) |
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募集対象部署 | 海域地震火山部門 地震発生帯研究センター プレート構造研究グループ |
募集内容 | 海域地震火山部門 地震発生帯研究センター プレート構造研究グループでは、文部科学省委託事業「防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト」(2020年度~2024年度 研究代表者:小平秀一)」に従事する特任准研究職もしくは特任技術職1名を募集します。 【業務内容】 ○背景 海域地震火山部門では、南海トラフ域における地震動・津波評価、地震発生帯のプレート固着・すべりの現状把握と推移予測、震源決定精度の向上のために、南海トラフ域の3次元地下構造モデル(以下、3次元モデル)の構築を進めています。これまで海域で実施してきた地震構造研究の成果をコンパイルすることでP波速度の3次元モデルを構築してきました。今後は、P波速度構造の高解像度化とともに、S波速度構造や密度構造などマルチパラメータの3次元モデルを構築することで、南海トラフ域の防災対策に貢献していく計画です。 准研究職: これまでの経験を活かしたデータ管理・解析のスキルを発揮して、グループおよび本委託事業で雇用される他の分野の研究員、ポストドクトラル研究員と連携して以下の例に挙げるような業務を遂行することが期待されます。さらに、積極性、責任感があり、研究活動に携わってきたバックグラウンドを活かした各機関や団体とのデータ貸借や共同研究等の調整を円滑に進めるコミュニケーション能力があること、国内外の共同研究に携わった経験のあることが望まれます。 技術職: これまでの経験を活かしたデータ管理・解析のスキルを発揮して、本研究活動に関する以下の例に挙げるような技術的業務を実施することが期待されます。また、積極性、責任感があり、各機関や団体とのデータ貸借や共同研究等の調整を円滑に進めるコミュニケーション能力があることが望まれます。 (具体的な業務例) ・反射法構造探査データ、OBS構造探査データ、地震観測データなどから、詳細なP波・S波地震波速度構造モデルを構築する研究 ・様々な地球物理観測データや物質科学研究の成果を活用し、3次元モデルのマルチパラメータ化(P波速度、S波速度、密度等)を進める研究 ・求めた3次元モデルの誤差や信頼性を評価する方法に関する研究 ・上記の研究および業務に関連する地震探査データ、解釈結果などの管理 ・プロジェクトに関連する計算機の運用と管理 ・その他、プロジェクトに関連する研究業務等 【関連する専門分野】 地震学、地質学、固体地球物理学、情報科学、統計学、物理学、地球科学 |
職種とキャリア | 【職種】 准研究職: 研究開発に関わる基盤的または包括的な技術改良、その高度な技術の維持及び高度化並びにそれらを通じた研究の推進が期待される職 【キャリア】 ①特任准研究副主任: 研究開発に関する基盤的な技術の維持、運用の専任者として、自律的に研究開発課題の推進に貢献することが期待される。 ②特任准研究員: 本研究課題への貢献のため、研究開発に関する基盤的な技術の運用の専任者として、研究開発課題の推進に貢献することが期待される。 ※雇用期間中に組織改編等行われた場合は、配属先が変わる場合があります。 ※採用時の職種およびキャリア(上記①②)については、当機構規程により決定いたします。 |
【職種】 技術職: 機構の事業運営に係る基盤的・包括的な技術の改良・開発やその高度な技術の維持・更新及び企画・推進が期待される職 【キャリア】 ①特任技術主任: ②特任技術副主任: 機構の技術関連業務の専任者として、常に所属組織業務の目標及び目的を理解しながら、部署の中核として業務を遂行していることが期待される。 ③特任技術主事: 常に所属組織業務の目標及び目的を理解しながら、担当業務を独力で遂行していることが期待される。 ※雇用期間中に組織改編等行われた場合は、配属先が変わる場合があります。 ※採用時の職種およびキャリア(上記①~③)については、当機構規程により決定いたします。 |
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応募資格 | 【学歴】 関連する専門分野の大学卒業以上、またはこれと同等の能力を有する者。 【資格・経験等】 ・防災・減災を目的とした研究に興味があること。 ・Windows/Unix/Linuxの環境に習熟しており、業務での使用経験があること。 ・専用アプリケーションを用いて業務を実施できるだけでなく、作業プログラムなどを組めることが望ましい。 ・各研究機関や団体とのデータ貸借の調整や受託研究報告書の資料作成業務を遂行するため、日本語が流暢であること。 |
勤務地 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 横浜研究所 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25 |
採用形態 | 【募集人数】 1名 【雇用形態】 任期制職員 【勤務時間】 准研究職:裁量労働制 技術職:9:00~17:30 (休憩 12:15~13:00) 【雇用期間】 2021年4月1日~2022年3月31日 (2025年3月31日まで更新可) ※雇用開始日は応相談。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響により変更する場合があります。 ※本プロジェクトの進捗状況と勤務実績等により契約更新を可能とします。 ※上記雇用期間については、本プロジェクトの予算の状況により変更される場合があります。 ※当機構の規程に基づき、事業年度中に65歳に達する時は当該事業年度末日をもって雇用契約を終了といたします。本期日については、今後変更する場合があります。 ※定年制職員への移行審査資格はありません。 |
給与 | 年俸制(1/12を月々支給) ※最終的には経験・能力などを考慮の上、当機構規程により決定します。 ※賞与および退職金は年俸に含まれます。 【参考年俸】 准研究職 510万円~670万円程度 ※裁量労働制を適用します。 技術職 460万円~600万円程度 ※必要に応じて超過勤務手当を支給します。 |
福利厚生 | (1)規程に基づき赴任旅費を支給します。 (2)通勤手当を支給します。 (3)各種保険(健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険等)を完備しています。 (4)職員等の相互扶助及び福利厚生の増進を図るための共済会制度があります。 (5)民間賃貸住宅の社宅貸与制度があります。(規程に準じます) (6)土日祝祭日・年末年始・年次有給休暇・特別有給休暇を休日及び休暇とします。介護休業・育児休業等の制度があります。 |
応募方法 | 【応募書類】 ※書類に不備がないよう、必ずご確認ください。 (1)履歴書 ※様式自由 ※連絡先Eメールアドレス記載 ※照会先2名の連絡先を記載 ※希望職種を記載 ①准研究職 ②技術職 (2)職務経歴書 ※様式自由 これまで経験してきた研究・技術開発等の実績を含めて記載 (3)本プロジェクトにおける業務実施計画 1枚 以下は任意で提出 ・研究業績リスト ※論文リストは、レフェリー制のあるジャーナルとその他の研究、学術出版物に分けること。 ※DOIコードが付与されている場合は記載する。 ・これまでに受けた競争的資金(科学研究費補助金、科学技術振興機構からの受託研究費など)のリスト ・主要論文(2編以内) 【提出方法】 Eメール 【Eメール送信先】 recruit-app[at]jamstec.go.jp ※送信時は、[at]をアットマークに変え、件名を「Nankai CGM20-008 応募」としてください。 ※書類はすべてPDFフォーマットに変換して添付ファイルで送信してください。 ※1通につき25MBまで受信可能です。 ※書類選考通過者に面接を行い、採用を決定します。 ※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、原則としてZoomを使用したウェブ面接を行います。 |
応募締切 | 2021年1月5日(火) 13 時(日本時間/JST)必着 |
お問い合わせ先 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 人事部 人事任用課 採用担当 TEL 045-778-5811 Eメール: recruit-app[at]jamstec.go.jp ※Eメールによるお問い合わせの際は、[at]をアットマークに変え、件名を「Nankai CGM20-008 公募について」としてください。 |
注意事項 | (1)提出書類は厳正に管理します。また、お預かりする個人情報は、採用選考並びに採用内定もしくは着任後の人事管理等の目的のみに使用し、他の目的では一切使用いたしません。 (2)採用内定時に健康診断書を提出していただきます。 (3)応募後に辞退される場合は、上記問い合わせ先までご連絡ください。 (4)上記各条件は、公募開始時点におけるものです。 (5)日本語を母国語としない場合、業務時の使用言語は英語です。 |
多様性への取り組み | 多様な価値観による優れた研究開発成果と科学技術イノベーションの創出を目指して、JAMSTECでは、男女共同参画を踏まえた女性の積極的採用にとどまらず、国籍や人種、性別、性自認、年齢、障がいの有無などに関わりなく個性が尊重される就労環境の実現を見据えた採用活動に取り組んでいます。 さらに多様性に対応する時短勤務や裁量労働など、柔軟な働き方や環境整備を推進して参ります。 |