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地球環境変動領域

次世代モデル研究プログラム

1週間以上先の天気予報や地球温暖化による気候変動の予測には、残念ながらいまだにかなりの不確かさが残っています。これらの精度を大きく向上させることは、現在のコンピュータの性能では難しいと見られますが、幸いなことにコンピュータの能力は、今後もさらに向上するものと期待できます。このプログラムでは、5年から10年ぐらい先の未来のコンピュータの性能を見越した上で、中長期的視点から地球環境の変動予測に貢献することを目的に、現在の数値モデルに比べ飛躍的に高い精度を持つ数値モデルを開発します。このため、観測事実と照合しつつ、数値モデルによって大気・海洋・陸面などにおける諸過程を詳細・正確に再現するための研究を進めています。

次世代モデル研究プログラムの説明イメージ
全球雲解像モデリング研究チーム
雲降水システムの予測精度の向上を図るために、地球全体の雲を直接表現する全球雲解像モデルの物理過程・力学過程を高度化し、先端的な気候変動予測モデルを構築します。
先端的海洋モデリング研究チーム
気候再現性の向上を図るために、力学および物理過程を高度化した海洋モデルを研究開発します。
雲・降水・放射過程研究チーム
大気モデルの精度向上を図るため、雲・降水・放射過程及びサブグリッド対流過程の高度化を進めます。
陸面過程モデリング研究チーム
モデリング精度の向上を図るために、陸面素過程を高度化した水循環モデルを研究開発します。
領域気候モデリング研究チーム
地域スケールの気候予測情報を高度化するため、先端的な気候予測モデルを用いたダウンスケールや、不確実性の評価手法の研究開発を進めます。
熱帯大気海洋観測・モデル統合研究チーム
熱帯大気海洋の予測精度を向上するために観測チームとモデルチームの成果を統合した研究を行います。