地球環境変動領域 (Research Institute for Global Change)
海洋環境変動研究プログラム
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世界でも類例の少ない高度な手法で、誤差の少ない海洋環境再現データセットを構築.
海洋の観測データが充実していなかった1900年代に比べ、現在は世界中から水温や塩分、海面高度などさまざまな観測値が得られるようになってきました。 とはいえ、広大な海洋を満遍なく、常に測り続けることはまだまだ難しく、時空間的に偏在する観測データをより効果的に活用するための研究が各国で行われています。
この研究チームでは世界トップクラスの性能を誇る大規模なスーパーコンピュータ「地球シミュレータ(ES2)」を駆使し、世界中で観測された膨大なデータを数値モデルの力を借りながらひとつのデータセットに統合することで「海洋環境再現データセット」を作成しています。
感度解析を用いた海洋物理過程
の解明などに威力を発揮.
得られたデータセットは、全海洋の状態を空間軸(三次元)だけでなく時間の変化まで矛盾なく捉えられる四次元変分法を用いて、さまざまな観測データに数値シミュレーション(海洋変動の予測値)の結果を統合する高度な手法で作成されます。2つの情報の融合により、確度の高い整合性の取れた海洋環境場(この場合は海洋中の状態をモデルで再現したもの)を構築できるため、海洋環境変動研究への応用のみならず効率的な観測システムの構築、未来を予測するシミュレーション実験にも力を発揮します。
*再解析データセットの詳細(地球観測データ/統合・解析プロダクトのページ)
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