JAMSTEC  >  地球環境変動領域  >  熱帯気候変動研究プログラム  > 大気季節内変動関連現象研究チーム

 熱帯域でみられる、季節内変動に関連する現象の階層構造や相互関係に関する理解を深めるため、島嶼や船舶・航空機からのレーダー・ゾンデ等による観測を中心に、数値モデル・客観解析・衛星データ等を用いた研究を行っています。

 西部熱帯太平洋域の雲対流活動は、低緯度の暖かい海洋上で発生・発達する熱帯低気圧をはじめ、中緯度のモンスーンや梅雨前線の活動にも関係していることから、日本域の天候に及ぼす影響が大きいことが知られています。また、熱帯の季節内変動やそれに伴う強い西風(西風バースト)はエルニーニョ現象発生要因のひとつとも考えられていますが、これまで現場での観測データが少なく、その詳細は明らかになっていません。この領域における大気・海洋の観測データ取得とその解析は、熱帯域の大気海洋相互作用のメカニズムを明らかにするだけでなく、中緯度域の長期予報や気候変動予測を向上させるための貢献も大きいと考えられます。