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 熱帯においてもっとも卓越する季節内変動現象であるマッデン・ジュリアン振動(MJO)は、主にインド洋で発生する水平規模が数千kmにもなる雲群が東進する周期30−60日の大気変動です。MJOは熱帯だけでなく、エルニーニョ現象やモンスーンの発生、熱帯低気圧発達への寄与等を通して全球の気候変動にも影響を与える現象として知られていますが、その発生メカニズムは解明されていません。これには主な発生海域であるインド洋において現場データが圧倒的に不足していることが影響しています。

 そこで大気、海洋の現場観測により同現象の発生・発達過程を研究し、地球環境変動の理解と予測の向上に貢献します。特に、同現象の発生過程の解明を主目的として平成23年度にインド洋において実施する国際集中観測プロジェクト "CINDY2011"(Cooperative Indian Ocean experiment on intraseasonal variability in the Year 2011)を主導しています。