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Nature Geoscience Research Highlightsに選ばれる

記事カテゴリ:
ニュース
記事更新日:
2012年5月31日

北極海の雲は海氷面の熱収支にたいへん影響力がある存在であるにもかかわらず、その実態は良く分かっておらず、数値モデルでも再現が難しい部類とされています。また、近年の海氷減少によって、雲の構造が変化している可能性も示唆されており、現場観測データの比較が重要となってきていました。

本研究では、北極海において海氷があった時代のデータと海洋地球研究船「みらい」で観測した海氷が無くなった海域の雲底高度のデータを比較することによって、海氷の有無に対する大気への応答が雲にまで影響し、500m以下に雲底高度を持つ下層雲の出現頻度が30%減少したという結果を示しました。

海氷消失域の北極海の雲データは世界的に見ても「みらい」のみが継続的に取得しており、その重要性がNature Geoscienceでも注目に値する成果として評価されました。

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