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MOSAiCワークショップ参加

記事カテゴリ:
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記事更新日:
2012年7月12日

2016年以降に実施を計画している北極海通年観測プロジェクト(MOSAiC)に関するScience Planning Workshopが、2012年6月27-29日に米国ボルダーのNOAAで開催されました。日本からは寒冷圏気候研究チームの猪上チームリーダーが参加しました。

最低でも1年間の北極海の多目的観測(大気、海洋、海氷、生態系)をどのような科学目標のもとで実施するのが効果的か議論が行われました。1997年から1998年に実施された氷上通年観測(SHEBAプロジェクト)との違いは、海氷が薄く夏には開水面が広がる点です。開水域は科学的に重要な場所であるにもかかわらず観測が非常に困難であることが何度も指摘されました。したがって単に砕氷船を漂流させるだけの観測は`new Arctic'を知るという点では不十分であることが共通認識できました。

今回は3日間の議論の末、以下の課題の設定を行いました。
mosaic_science_question.png

これらは`new Arctic'における科学的に未解決な部分を示したもので、今後研究費獲得のために研究プロポーザルが肉付けされていくとともに、観測ロジスティクスの議論も繰り返し行われると思われます。

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