25年の軌跡

1995年(第261~308潜航)

1995年7月25日
第277潜航、日本海溝で世界最深部のナギナタシロウリガイコロニー発見
1995年9月
ヤップ海溝最深部発見
1995年10月
ManusFlux航海
1995年10月27日
太平洋マヌス海盆で通算300回潜航達成
1995年10月~11月
ホワイトスモーカーと黄金の塔
1995年
前方障害物探知ソナーを小型のものに交換
1995年~1996年
マニピュレータを力が強く反応の早いものに交換
1995年~1996年
マニピュレータの交換に合わせ、左側のサンプルバスケットを増設

4月に4回の試験潜航を終え、7月より日本海東縁における北海道南西沖地震震源域及び日本海溝北部での三陸はるか沖地震震源域での変動地形、深海生物群集などの調査潜航を実施し、6,437mにおける世界最深度のナギナタシロウリガイコロニーを発見した。9月に南部マリアナ前孤から九州・パラオ古島孤、ヤップ海溝、パラオ海溝のマリアナ・サザンクロス調査航海を実施し、支援母船「よこすか」による海底地形調査によってヤップ海溝の最深部を見つけた。
続けて10、11月には、日仏合同NewSTARMER計画に基づきパプアニューギニア・マヌス海盆にてManusFlux航海を行った。3か所の熱水活動域を現場自動分析装置(GAMOS)等にて調査を実施した。マヌス海盆は、パプアニューギニアの島々に囲まれているため、とても穏やかな海域なこともあり、計画通り15回の潜航調査をすることができた。
この年は、49回の予定潜航回数に対し、47回潜航することができた。

1995年の運航チーム

1995年の運航チーム

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日本海溝で世界最深部のナギナタシロウリガイコロニー発見 第277潜航 1995年7月25日

日本海溝で世界最深部のナギナタシロウリガイコロニー発見
第277潜航 1995年7月25日

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