なぜ東北の海を調査するの?

キチジを知っていますか?

三陸沖で捕れる代表的な魚で、キンキとも呼ばれています。体は鮮やかな赤い色で、背びれの一部が黒くなっているのが特徴です。体長は20~30cmほどで、水深200~1500mの海底付近に生息しています。白身で脂がのっていておいしく、煮付けや塩焼きなどで食べられている高級魚です。

キチジのすみかでもある東北の海は、2011年3月11日に発生した巨大地震とそれに伴う巨大津波によって、大きく変化しました。

海のなかはどうなったのでしょうか。
現在は、どうなっているのでしょうか。
今後、どのようになっていくのでしょうか。

これまで積み重ねてきた技術や知識を結集して、それらを科学的に明らかにし、東北の漁業の復興に寄与したい──それがJAMSTECの願いです。

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