気候と雪氷圏計画
(CliC = Climate and Cryosphere)
概要
気候と雪氷圏計画(CliC)は、気候変動と気候変化が雪氷圏の構成要素や全体的な安定性にもたらす影響や、 その影響が気候システムにもたらす影響を評価し、数量化することを目的として2000年に設立された。 具体的な研究内容として、寒冷地帯の陸域氷圏と水文気象学、氷河、氷冠、氷床や、それらの海面水位との関連性と、 高緯度の海洋や大気との相互作用、雪氷圏と全球気候との関係、雪氷圏の観測とモニタリングの強化、 モデル内の雪氷圏の過程の改善等が挙げられる。また、活動内容としては、幅広い科学グループがデータを容易に利用できるようにするため、 ウェブベースの、 CliCのためのデータ・情報サービス(DISC = Data and Information Service for CliC) を立ち上げ、最も実用的なデータや情報管理の確保を目的とし、 研究者やデータ・メタデータセンターと共に研究を続けている。
更に、雪氷圏や気候に関する国内・国際的な研究活動の発展や調整、会議、ワークショップ、科学実験、 モデル比較研究の開催も行っている。CliCのプロジェクトの企画や指標に対する全ての責任は、 科学推進グループ(SSG = Scientific Steering Group)(表1参照)がとっており、その議長、 副議長を含めたメンバーはJSCによって指名される。 2004年よりCliCの共同スポンサーとなった 南極研究科学委員会(SCAR = Scientific Committee on Antarctic Research)は、 SSGの議長に二人のメンバーを推薦し、その支援に当たっている。
表1:科学推進グループのメンバー(2008年1月1日現在)
(http://wcrp.wmo.int/AP_CLIC.htmlより)
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