母校訪問プロジェクト

母校訪問プロジェクト第9弾

八王子東高等学校(東京都)へ訪問編

研究系職員(16年目)諸野さん・事務系職員(9年目)根本さん

写真1

第9弾として、超先鋭研究開発部門で海底下生命圏の研究を進めている研究系職員(16年目※2022年現在)の諸野さん、海洋科学技術戦略部で産学官連携の仕事を進めている根本さん(9年目※2022年現在)が母校の東京都立八王子東高等学校で講演を行いました。

今回はなんと現地とオンラインのハイブリッド型講演でした。

当日は、進路選択にまつわるエピソード、科学者(研究者)・産学官連携担当としての仕事内容、海底下生命圏研究の最前線、シーズから産業化に至るまで研究成果を社会につなぐ、技術移転の死の谷・魔の川の苦労等、約2時間の講演を行いました!
また、諸野さんの講演ではプラスチック容器に入ったDNAを蛍光によって検出する体験実験も行いました。

生徒のみなさんからは、「海底のさらに下に微生物が生きているというのがとても驚きました。」、「エネルギーが十分に得られない場所で、1億年以上も生きている微生物の仕組みがどうなっているのか?」といった質問が寄せられました。

VOICEアンケートにご協力いただいた生徒のみなさんからの
感想を紹介します!

  • 海底のさらに下に微生物が生きているというのがとても驚きました。生きていくためや、分裂するためのエネルギーが十分に得られない場所で、1億年以上も生きている微生物の仕組みがどうなっているのか、知りたいと思いました。実際に微生物を使った実験のようなものも出来て楽しかったです。今まで研究が全てのように感じてしまっていましたが、今日の講演で、その先にさらに技術化や商品化などがあり、ゴールか研究で結果を出すことだけでは無いとわかりました。
  • 海洋のことだけでなく、講師の先生方の進路についてのお話も聞けたのでとても参考になりました。
  • 海洋研究についてもとても興味深く面白かったのですが、それ以上に研究者としての心得など、そのような話に驚かされました。理系進学の意向が強まりました。本当にありがとうございました。
  • 正直に言うと今まで海洋生物学にはあまり興味がありませんでした。ですが今回好奇心からご講演に参加し、海洋生物学に興味がでました。進路選択についてのお話もしていただき、今後の参考にしようと思います。ありがとうございました。
  • 実際に体験したことがとても面白かったです。映像もとても面白くて、自分も、「ちきゅう」に乗ってみたいと思いました。まだまだ、海は分からないことがいっぱいだから、もっと知りたいと思いました。