母校訪問プロジェクト第14弾
新潟高等学校(新潟県)へ訪問編
研究系職員(13年目)野崎さん

第14弾として、海洋機能利用部門で、海底資源の研究を進めている野崎達生さん(13年目※2022年現在)が母校の新潟県立新潟高等学校で講演を行いました。
「日本近海に眠る膨大な海底資源~海のジパングを目指して~」と題した講演を行い、高校1年生理数科の約85名の生徒のみなさんにご聴講いただきました。
講演では、金属資源は生活の身近にあること、海底鉱物資源のできる場所や種類と特徴、海底鉱物資源を何の研究に使っているのか、海底鉱物資源の探査・採取方法、研究者の仕事や目指したきっかけ等について、クイズや深海潜航調査時の動画を交えて約60分間紹介しました。
講演後は、生徒のみなさんに、深海の岩石標本の実物を見て触っていただき、海底鉱物資源や研究者の仕事、学生時代の勉強方法について、たくさんの対話をしました。
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- 岩石標本の実物を紹介している様子
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- 講演後の質疑応答の様子
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- 高校1年生理数科のみなさんへの講演の様子
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- 勉強方法について話している様子
VOICEアンケートにご協力いただいた生徒のみなさんからの
感想を紹介します!
- 鉱物を調べて大昔の出来事がわかることや、とてもゆっくり鉱物が成長していくことでできる縞模様や、それらを見て途方もない時の流れを感じられることにすごくロマンがあると思いました!面白いと思ったので海洋系の学部も視野に入れようと思います。視野が広がるとても良い講演でした!学びたいことを考えるきっかけをくれてありがとうございました!
- 地学について、私は少し興味を持って勉強していたので、学んだことがこのように生かされているのだと知り、感動を覚えました。鉱床や島弧などについて、もっと知っていきたいと思いました。
- これまで意識してこなかった海洋資源について知るとともに、研究というものがどのようなものか感じることができ、充実した内容でした。
- 今まで研究者がどのような活動をしているのかわからなかったし、知ろうともしなかったが、今回の講演を聞いて、自分の関心のあることを研究するのはとてもおもしろく、夢中になれることだと思った。また、深海まで行って海底資源を探ったり、深海生物を見たりしてみたいと思った。今度YouTubeも見てみようと思う。
- 自分が今まで見てこなかったり、考えたりすらしていなかった世界を知れて進路の考え方が少し変わった。また、いい刺激にもなってもっと色んな世界が見たくなった。
- 深海の中の物質や仕組みについては今まで考えたことがなかったのですが、化学が好きなのでとても興味深かったです。深海の魅力に引き込まれ、地学部に入ればよかったと思うほどでした。ありがとうございました。
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第15弾は、研究系職員の豊福さんが
神戸高等学校で講演した様子をお届けします。お楽しみに!