代表「砂」PLAYER

アェンデ隕石エキシビション

アエンデ隕石岩石チップ
試合用に粉砕した試料

概要

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応募者が付けた代表砂の名前
(学術名ではない)
名前
アェンデ隕石
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学術的な分類名
砂・岩石の種類
炭素質コンドライト(CV3-ox)
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代表砂が採取された
おおよその場所
産地・発見場所
メキシコ・チワワ州 アェンデ村近辺に2−3トン落ちたとされる。師匠学習院大・長沢教授らがアェンデに巡検に行き現地で収集。

岩石物性

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粉末線X線回折による分析で
同定した構成鉱物
構成鉱物
カンラン石、輝石を主成分とする
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乾燥粒子密度
(ヘリウムピクノメターで体積を測定、
電子天秤で質量を測定)
密度(g/cm^3)
2.8 - 2.9 ※複数の文献データより
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送付された状態で測定した
粒径:比較的粗い粒子はフルイによる分類、
細かい粒子はレーザー回折散乱法により測定
粒径(μm):天然
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実験用に調整した粒子の粒径
粒径(μm):実験
21 - 25
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手作りの安息角測定装置で測定した安息角
安息角(度)
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代表砂の情報
(応募者からの情報をもとに掲載)
特徴
太陽系最古の物質であるアルミニウムやカルシウムに富む白色含有物(CAI:Calcium-aluminium-rich inclusion)や球形のコンドリュールが存在するほか、プレソーラー粒子(先太陽系物質粒子)の一種であるSiCも含まれている。このカテゴリの隕石は、特に始原的な物質化学的情報の他にも、天体上での二次的な変成過程も同時に記録している太陽系史を考える上で重要な地球外物質の一つであるため、最も精力的に研究をされた隕石の一つである。同時に炭素をはじめとした揮発性元素も含まれていることが知られている。

応募者

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代表砂を応募した個人・団体
応募者
伊藤元雄 博士(海洋研究開発機構)
団体・個人HP https://sites.google.com/view/ito-motoo
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応募者の甲子園にかける意気込み
意気込み
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採取地