代表「砂」PLAYER

ゾルンフォーフェン石灰岩エキシビション

岩片写真
始祖鳥のイラスト
ゾルンホーフェンの採石場の写真、葉理にそってタガネとハンマーを使って叩くと、石灰岩が板状にパキパキ割れる。

概要

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応募者が付けた代表砂の名前
(学術名ではない)
名前
ゾルンフォーフェン石灰岩
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学術的な分類名
砂・岩石の種類
ジュラ紀石灰岩
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代表砂が採取された
おおよその場所
産地・発見場所
ドイツ バイエルン州(2008年に行われた国際学会の巡検時に参加した化石掘り体験で採石場から採集)

岩石物性

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粉末線X線回折による分析で
同定した構成鉱物
構成鉱物
主に方解石
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乾燥粒子密度
(ヘリウムピクノメターで体積を測定、
電子天秤で質量を測定)
密度(g/cm^3)
2.64
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送付された状態で測定した
粒径:比較的粗い粒子はフルイによる分類、
細かい粒子はレーザー回折散乱法により測定
粒径(μm):天然
-(空隙率:6.96%)
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実験用に調整した粒子の粒径
粒径(μm):実験
10.1
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手作りの安息角測定装置で測定した安息角
安息角(度)
-
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代表砂の情報
(応募者からの情報をもとに掲載)
特徴
始祖鳥の化石を産出することで有名なジュラ紀後期の石灰岩である。薄く板状にはがれる性質をもつ細粒の石灰岩で、堆積学的には、ミクライト質の石灰岩であると言える。約1億5千万年前の赤道直下のラグーンで、蒸発環境の海から析出した細かい炭酸カルシウム結晶が、波に削られたり、生物によって穴が掘られたりすることなく、穏やかな環境で堆積してできたとされる。白く、きめ細かいことから、建材や彫刻用の石板として利用さてれている。始祖鳥だけでなく、海生爬虫類や翼竜、昆虫など多くの化石が産出することで有名な石灰岩である(Barthel et al. 1990)。

応募者

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代表砂を応募した個人・団体
応募者
奥村知世 特任助教(高知大学)
団体・個人HP -
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応募者の甲子園にかける意気込み
意気込み
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採取地