代表「砂」PLAYER

糸島の砂福岡県

糸島の砂1(砂は黄色と黒色が混じる。脱水構造が発達)
糸島の砂2(クロスラミナの発達)

概要

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応募者が付けた代表砂の名前
(学術名ではない)
名前
糸島の砂
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学術的な分類名
砂・岩石の種類
海浜砂
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代表砂が採取された
おおよその場所
産地・発見場所
HIDEOUT CAFE前の砂浜

岩石物性

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粉末線X線回折による分析で
同定した構成鉱物
構成鉱物
石英(51)アルカリ長石(28)斜長石(12)キンセイ石(8)鉄マンガン酸化物(1)
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乾燥粒子密度
(ヘリウムピクノメターで体積を測定、
電子天秤で質量を測定)
密度(g/cm^3)
2.66
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送付された状態で測定した
粒径:比較的粗い粒子はフルイによる分類、
細かい粒子はレーザー回折散乱法により測定
粒径(μm):天然
244
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実験用に調整した粒子の粒径
粒径(μm):実験
更新予定
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手作りの安息角測定装置で測定した安息角
安息角(度)
更新予定
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代表砂の情報
(応募者からの情報をもとに掲載)
特徴
今回応募する砂は福岡県の糸島半島北部にあり、具体的には福岡市立北崎小学校近くの海岸線にある。基本的に砂の色は黄色であるが、時々黒色の砂が混じっているのが特徴であり、脱水構造(写真①)やクロスラミナ(写真②)の発達も見られる。また周辺の小さな河川と波の影響でリップルマークが発達している。
大学生になるまで砂にこれまで思うことはほとんどなかったが、地質調査におけるクロスラミナによる上下判定や魚釣りで撒き餌に砂を混ぜて比重を重くするなど、砂は自分の生活とかなり関係があると分かった。また砂で見られる堆積構造にはリップルマークやクロスラミナなどがあるが、この堆積構造が車を降りてすぐに観察できる点やこの糸島周辺の砂の剪断力の測定も今までなされていない事が推薦理由である。さらに糸島半島の海岸線にはビーチが多くあり、夏場は特に海水浴で人気である。今回応募する砂もそんなビーチで見られる1つである。採取された砂が仮に日本一のすべらない砂になったとしたら海水浴目的だけでなく、地質学的にも人気スポットになると考えられる。

応募者

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代表砂を応募した個人・団体
応募者
高橋宏明
団体・個人HP なし
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応募者の甲子園にかける意気込み
意気込み
糸島の砂が日本一のすべらない砂になる事を期待しています!

採取地