代表「砂」PLAYER

北アルプスから削り出された高瀬川の砂長野県

高瀬川の砂1
高瀬川の砂2
高瀬川の砂3

概要

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応募者が付けた代表砂の名前
(学術名ではない)
名前
北アルプスから削り出された高瀬川の砂
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学術的な分類名
砂・岩石の種類
川砂
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代表砂が採取された
おおよその場所
産地・発見場所
長野県大町市野口の蓮華大橋の下流

岩石物性

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粉末線X線回折による分析で
同定した構成鉱物
構成鉱物
石英(44)アルカリ長石(26)斜長石(29)粘土・沸石(1)
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乾燥粒子密度
(ヘリウムピクノメターで体積を測定、
電子天秤で質量を測定)
密度(g/cm^3)
2.61
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送付された状態で測定した
粒径:比較的粗い粒子はフルイによる分類、
細かい粒子はレーザー回折散乱法により測定
粒径(μm):天然
687
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実験用に調整した粒子の粒径
粒径(μm):実験
更新予定
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手作りの安息角測定装置で測定した安息角
安息角(度)
更新予定
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代表砂の情報
(応募者からの情報をもとに掲載)
特徴
高瀬川は、北アルプス中央部の五竜岳から槍ヶ岳を源流域とする1級河川です。流域の地質は、ジュラ紀の付加体と白亜紀末期~古第三紀初期の花崗岩を基盤とした、第四紀前期の火山–深成複合岩体からなります。火山–深成複合岩体は、北部ではかつての爺ヶ岳・白沢天狗岳カルデラの火山岩類と黒部川花崗岩からなり、南部では槍・穂高カルデラの火山岩類と滝谷花崗閃緑岩から構成されます。
黒部川花崗岩と滝谷花崗閃緑岩は、ともに世界で一、二位の新しい地表露出花崗岩の地位を競い合っています。高瀬川の砂はこれらの花崗岩類とかつての巨大カルデラから削り出された、新進気鋭の川砂です。

応募者

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代表砂を応募した個人・団体
応募者
市立大町山岳博物館
団体・個人HP https://www.omachi-sanpaku.com/
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応募者の甲子園にかける意気込み
意気込み
北アルプス起源の砂は、登山者がすべらずに安全を確保するための砂であり、最強だと確信しています。

採取地