日本では、 外務省、 文部科学省 (実施機関:海洋研究開発機構)、 水産庁、 国土交通省、 気象庁、 海上保安庁 が協力してアルゴ計画を推進しており、当サイトは主に海洋研究開発機構(JAMSTEC)のアルゴ計画活動について紹介しています。

全世界および日本のフロート分布状況

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アルゴフロート稼働数内訳

アルゴフロートの投入・回収に協力して頂いた船舶

日本のアルゴフロートは、以下の官庁・研究機関・大学・高校等の運用船舶の協力によって展開されています。

  • おしょろ丸(北海道大学)
  • 海鷹丸(東京海洋大学)
  • 望星丸(東海大学)
  • 湘南丸(神奈川県立海洋科学高等学校[旧・三崎水産高校])
  • やいづ(静岡県立焼津水産高校)
  • 宮城丸(宮城県水産高校/宮城県教育委員会)
  • 青森丸(青森県立八戸水産高校)
  • 海王丸・日本丸(海技教育機構)
  • 日新丸・海幸丸(日本鯨類研究所)
  • 第二昭南丸(国際捕鯨委員会・日本鯨類研究所)
  • しらせ(国立極地研究所)
  • 照洋丸・開洋丸(水産庁)
  • 耕洋丸(水産大学校)
  • 北光丸(北海道区水産研究所)
  • 若竹丸・北鳳丸(北海道区水産研究所/北海道教育庁)
  • 若鷹丸(東北区水産研究所)
  • たか丸(水産工学研究所)
  • 第八白嶺丸(水産総合研究センター開発調査センター)
  • 開運丸(青森県産業技術センター水産総合研究所)
  • 拓洋・昭洋・天洋・明洋・海洋(海上保安庁)
  • 凌風丸・啓風丸・高風丸・清風丸・長風丸(気象庁)
  • 日本郵船(株)
  • 白鳳丸・淡青丸・新青丸(東京大学海洋研究所/海洋研究開発機構)
  • みらい・かいよう・よこすか(海洋研究開発機構)

アルゴ計画へのデータ提供について

アルゴ計画ではフロートによる観測データは無償で公開され、データは誰でも利用可能です。これは、世界各国のフロートの所有者による観測データの無償提供で成り立っており、データ公開の仕組みは世界各国の関係諸機関の協力で維持されています。

アルゴ計画では、提供された観測データに対して、

  • リアルタイムデータとしての即時公開
  • 研究目的で使用できるよう高度な品質管理を施した遅延品質管理データの公開

を行っています。

アルゴ計画に提供された観測データは、取得後24時間以内に簡単な品質管理を施し、リアルタイムデータとして公開されます。その後、半年から1年かけて高度な品質管理を行い遅延品質管理データとして公開されます。
いずれの品質管理手法(*1)もアルゴデータ管理チームで定めた手法であり、国際標準として位置付けられています。フロートによる観測データをアルゴ計画にご提供頂くと、この品質管理を無償で受けることができます。

フロートを所有されアルゴ計画にデータを提供くださる方は、下記の気象庁または海洋研究開発機構までご一報ください。

  • 気象庁:
  • 海洋研究開発機構:

*1 品質管理手法の具体的な内容はこちら(英文)をご参照願います。