こんにちは、皆さん。今回は船内生活における住居『船室』についてご紹介します。みらいには、約80名乗船していますが、全員が同タイプの船室に生活しているわけではありません。
船室は、二人から四人の個々の部屋が一区画にまとまった複合住居型と個室があります。それぞれの部屋に、テレビ、空調、冷蔵庫、水道、家具類が備えてあるところは普通の住居と変わりありませんが、船室ならではの独特のつくりをしています。
基準的な個室の広さは、ベッド、机等の家具、洗面所を含めてたたみ6畳程度のワンルーム型、それに比べて複合住居型は、一人あたり2畳程度ですが、複数の部屋の住人が共同で使用するリビングルームのような8畳程度の共同スペースがあるLDK型(キッチンはありません)なので、ルームメイトとのコミュニケーションがとりやすこと、ルームメイトが不在のときは、広いスペースを専有できる利点があります。
個室も相部屋も舷窓(スカッツル)という円形の窓がついています、大きさは、お盆ぐらいの大きさで普通の窓と比べると小型ですが、海上では日光の他に日光が海面に反射した光(海面反射光)が舷窓に入ってくるため、窓の大きさに比べてより多くの光が入ってきます。
少数の限られた部屋を除き、個室、相部屋は風呂、トイレが付いていません。乗組員は、共同の風呂、トイレを利用しています。船というところは、船体という限られたスペースを有効に利用するため、風呂、トイレ、洗濯機等なるべくみんなが共同でつかえる場所は、部屋と分かれています。
利用時間帯次第で、一人で大風呂を利用できます。その他にも、図書室、ジム、娯楽室、サウナ室などの共同スペースがあります。
以上の条件の他に立地条件にも優れています。職場への通勤時間は、Door to Doorで最短10秒(徒歩)、それに眺望に関しては見渡す限りの水平線、青い海、青い空、海鳥。住所不定ということを除けば悪くは無い物件です。
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娯楽室でのカラオケ |
ジム |
共同スペースでのひととき |
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個室 |
相部屋(個人スペース) |
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