情報通信技術(ICT)やIOTの発達により膨大なデータの生成・収集蓄積が可能となり、こうした“ビッグデータ”を近未来の予測などに活用して、新しい価値を創造することが求められています。地球情報基盤センターでは海洋地球分野におけるデータ・情報を最大限に活用して新しい価値を生み出すための科学技術として「海洋地球インフォマティクス」を推進しています。
第3回目となる今回は、「巨大データパワー」をキーワードに統計処理、画像処理分野の最先端科学技術についての講演や、芽生えつつある機構の海洋地球インフォマティクスに関連する取り組みを紹介いたします。分野横断的な統計、画像、情報処理技術についての意見や情報交換により、さらなるアイディアの創発やインスパイアにつなげることを目的として、第5期科学技術基本計画の超スマート社会(Society 5.0)と機構が目指す「海洋地球インフォマティクス」の関係性についても考える機会ととらえ、本シンポジウムを開催します。
●日時:2017年 5月 31日(水)13:00-17:30
●会場:海運クラブ
(東京都千代田区平河町2-6-4 海運ビル2F)[アクセスマップ]
●タイトル:海洋地球インフォマティクス 2017
~“海洋地球インフォマティクス”の礎・胎動・これから~
●主催:国立研究開発法人海洋研究開発機構
●プログラム:
12:30~13:00 |
開場・受付開始 |
13:00~13:05 |
主催者挨拶 平 朝彦(海洋研究開発機構 理事長) |
13:05~13:10 |
来賓挨拶 文部科学省 |
13:10~13:45 |
招待講演 地震活動の可視化と予測 尾形 良彦(統計数理研究所 名誉教授) |
13:45~14:05 |
講演:<JAMSTEC> 地震・津波予測におけるインフォマティクスの活用と課題 堀 高峰(海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター) |
14:05~14:25 |
講演:<JAMSTEC> インフォマティクスで解き明かす岩石の歴史 桑谷 立(海洋研究開発機構 地球内部物質循環研究分野) |
14:25~14:50 |
招待講演 日立の人工知能への取り組み 清水 正明(日立製作所研究開発グループ システムイノベーションセンタ 知能情報研究部 主任研究員) |
14:50~15:05 |
休 憩 |
15:05~15:40 |
招待講演 画像・映像意味解析の展開と大規模放送映像解析による社会分析 佐藤 真一(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授) |
15:40~15:55 |
講演:<JAMSTEC> 機械学習と可視化で「雲」を理解する―雲形の分類から台風発生予測まで― 松岡 大祐(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター) |
15:55~16:10 |
講演:<JAMSTEC> 「ちきゅう」における掘削機器データのインフォマティクスへの展開 井上 朝哉(海洋研究開発機構 地球深部探査センター) |
16:10~16:25 |
講演:<JAMSTEC> 機械学習による自律認識と情報技術が変えるフリートの10年後を夢想する 吉田 弘(海洋研究開発機構 海洋工学センター) |
16:25~16:35 |
休 憩 |
16:35~17:25 |
パネルディスカッション 「海洋地球インフォマティクス」
○司 会: 高橋 桂子(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター)
○パネリスト:
尾形 良彦(統計数理研究所 名誉教授)
佐藤 真一(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系)
清水 正明(日立製作所研究開発グループ システムイノベーションセンタ)
吉田 弘 (海洋研究開発機構 海洋工学センター)
堀 高峰 (海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター)
井上 朝哉(海洋研究開発機構 地球深部探査センター)
桑谷 立 (海洋研究開発機構 地球内部物質循環研究分野)
松岡 大祐(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター)
|
17:25~17:30 |
閉会挨拶 東 垣(海洋研究開発機構 理事) |
※プログラムは変更になる可能性があります。 |
●お申込み(参加費無料・事前登録制)
ご参加のお申込みは締切りました。
ご参加希望の方は直接会場までお越しください。
※ 個人情報の取り扱いについて
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