vol.01 はじめまして、澤野です。
はじめまして。
GODACで普及広報を担当している
澤野健三郎です。
普段は、
GODACに来館されたお客様へ、
JAMSTECの研究活動を紹介する理解増進業務を
お仕事としています。
はじめまして、澤野です。
こんな私がこの度、
観測技術員として、
JAMSTECが所有する海洋地球研究船「みらい」へ乗船することになりました。
研究の最前線である「みらい」から、
リアルな研究活動の模様を、
航海日誌としてみなさまにお届けしていきます。
この航海日誌を通して、
JAMSTECの研究活動や
観測技術員というお仕事に、
少しでも興味をもっていただければ幸いです。
「丸の内キッズジャンボリー2015」にて
8月17日の今日、
私はGODACのある沖縄にいます。
来週の今頃は、
「みらい」船上で調査海域である北極海へ向け移動中。
温度差40℃の調査航海へ出発です!!
沖縄の海
vol.02 海のお仕事「観測技術員」
世の中には、「海」に関係したさまざまな仕事があります。
海の仕事と聞いて、どんなものをみなさんは思い浮かべますか?
船員、漁師、ダイビングのインストラクター、船を作る人、
色々な仕事がありますね。
観測技術員(MR14-05航海)
わたしの仕事、「観測技術員」もそんな、海に関係した仕事の一つです。
観測技術員とは、
研究者や、研究船を動かす船員など、
色々な人たちと協力して、海洋の観測作業を行い、
研究に必要なデータを集める仕事をする人のことです。
今回は、
海洋・地球の世界的な研究所「JAMSTEC」で、「みらい」に乗船し、
この観測技術員のお仕事を、仕事の現場である研究船から
ご紹介したいと思います。
vol.03 「世界中の海が職場です」
観測技術員の職場は、JAMSTECの「研究船」です。
JAMSTECの研究船は、
日本近海のみならず、
太平洋、大西洋、インド洋、北極海、南極海など、
世界中の海で調査を行います。
世界中の海が、
わたしたちの職場です。
海洋地球研究船「みらい」
今回わたしが乗船する船は、JAMSTECの所有する海洋地球研究船「みらい」です。
80人が乗船できるこの船には、
海のあらゆるデータを集めることができる、さまざまな観測機器が搭載されており、
採取した海水を、その場で分析できる研究室があります。
まさに、「海上の研究所」ともいえる、とても大きな船です。
JAMSTECの船の多くは、
真っ白な船体、赤い煙突、後部に搭載された青いクレーンなど、
一目でJAMSTECの船とわかる特徴が、たくさんあります。
世の中には色々な船がありますが、
わたしにはこんなJAMSTECの船が一番カッコよく、お気に入りの船です。
一旦、港を出ると、調査を終えて次の港に到着する数週間、時には数か月間は、
ずっと船の上で生活することになります。
航海中はこの船が、仕事場であり、そして家にもなるわけですね。
これからの航海日誌では、お仕事だけでなく、
船上の生活にも注目して、いろいろな話題を提供していきたいと思います。
vol.04 「どこに、何を調査に行くのか」
今回の調査航海の目的地は「北極海」です。
北極海はその名のとおり、
北極の海ですが、
みなさんはどんな海を思い浮かべますか?
北極海
恐らく、
氷に覆われた、寒い場所を思い浮かべたと思います。
北極海は、
年間を通して氷で覆われているわけではなく、
季節によって氷の面積は
大きくなったり、小さくなったりします。
近年、
JAMSTECや世界中の研究機関の調査で、
この北極海を覆う海氷の面積が、
減少していることが明らかにになってきました。
海氷の面積が小さくなった原因は?
海氷の面積が小さくなると、どのような影響があるのか?
このような疑問を明らかにすることが、
今回の研究の大きな目的です。
「みらい」の航跡図
vol.05 「航海に出発!でもその前に」
今回の航海の出発地は青森県(日本)ですが、
調査をする場所や船を降りる場所は、
外国(アメリカ)です。
日本を出国して外国に入国することは、
旅行に行くのと何ら変わりはありません。
そのため、
「パスポート」の準備が必要となります。
しかも、
目的は旅行ではなく、「仕事」なので、
パスポート以外にも準備が必要なものがあります。
それが「ビザ(査証)」です。
ビザは、
旅行や仕事など、
国外に滞在する目的を示して許可された、
大切な証明となります。
ビザは、
アメリカの領事館へ面接に行くなど、
いくつかの手順を踏んで発行されます。
これがビザです。
日本のパスポートを所持し、
普通に国外を旅行する限りは、
ビザの申請などほとんど必要ないでしょう。
「これから特別なことをしに乗船する」
そんな気持ちにさせてくれる、
航海前の準備の一つです。