魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査

実施年度

2013

タイトル

魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査

課題・テーマ

課題3　沖合底層生態系の変動メカニズムの解明
代表機関：海洋研究開発機構
テーマ4　生物の栄養段階と化学物質蓄積評価
代表者大河内　直彦
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

調査内容

調査期間（調査頻度）
2013/04/01 - 2014/03/31
調査地域・海域
三陸北部，三陸南部
調査種別
その他
調査概要
研究チームでは、東北地域の沿岸から深海における海洋生物中に蓄積されている化学物質の濃度のモニタリングを行う。それと同時にアミノ酸の窒 素同位体比を用いた個々の生物試料の正確な栄養段階を推定し，生物濃縮を念頭においたうえでの化学物質蓄積の実態について明らかにする。

調査実施内容

調査地域・海域の座標一覧
位置情報（面）
座標値40,142/40,143/38,143/38,142
備考4点で囲まれた範囲
調査地点図・航跡図・座標リスト
0054_R01_map01.pdf
調査結果
三陸沖合において，生物試料（主に底魚）および表層堆積物試料を採取した。また生物試料については，アミノ酸レベルの窒素同位体比を測定し，その結果をもとに生物の栄養段階を推定した。それらのデータをもとに三陸沖海域における化学物質汚染の現状を把握したところ，平成25年時点においてそういった汚染はみられないことが明らかになった。今後も化学物質汚染のモニタリングは継続していく予定である。

調査項目と取得データ

調査項目取得データ・サンプル
魚類生体中の化学物質分析魚類，軟体動物
アミノ酸の窒素同位体比分析魚類，軟体動物

関連情報

関連する計画書
FY2013 魚類の化学物質蓄積量と生物濃縮の調査
関連データ
生物・堆積物試料中のPCBs濃度

実施（調査）窓口担当者

担当者名大河内　直彦
所属機関海洋研究開発機構
所属部署東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム

データ・サンプルに関する問合せ先

担当者名-

キーワード

実施年度2013
機関海洋研究開発機構
調査種別その他
海域区分三陸北部
三陸南部
分野海洋環境 -> 有機塩素化合物
海洋生物・生態系 -> 対象生物：魚類
海洋生物・生態系 -> 対象生物：軟体動物