独立行政法人海洋研究開発機構
(旧海洋科学技術センター)

  世界の海洋開発
(昭和45年)
12月 経済団体連合会が政府に対し海洋科学技術センターの設置を要望    
(昭和46年)
5月

海洋科学技術センター法(昭和46年法律第63号)、第65国会で成立

IOC(政府間海洋学委員会)のGIPME (世界海洋環境汚染委員会)が発足
10月

海洋科学技術センター発足

2000m級潜水調査船「ディープスター」(米)完成
  企画部 実験研究部設置

FAMOUS計画(米・仏共同)で東太平洋海膨調査

(昭和47年)
8月 シートピア計画30m海中居住実験(静岡県田子沖) 大規模なエルニーニョが発生
11月

当センター初の海外調査団、欧米海洋開発技術調査団派遣

IGOSS(全世界海洋情報サービスシステム)が発足
  実験研究部を潜水技術部に名称変更、海洋理学部新設    
(昭和48年)
6月 横須賀市米が浜から夏島に本部を移転 大規模なエルニーニョが発生
  海中環境訓練実験棟(潜水シュミレータ建屋)完成 IGOSS(全世界海洋情報サービスシステム)が発足
7月 潜水技術棟(現海域研究棟)竣工    
 

潜水シュミレータ装置完成

   
9月

シートピア計画60m海中居住実験(静岡県田子沖)

   
12月 海洋科学技術センター開所式    
  海中モニタリング技術30m〜100m実験(静岡県熱川沖)    
 

海洋理学部を海洋開発技術部に名称変更、研修部新設

   
(昭和49年)
3月 潜水訓練プール棟完成 FAMOUS計画(米・仏共同)で大西洋中央海嶺調査
 

第1回混合ガス潜水技術研修実地

GAPP(全球大気開発計画)の一環としてAMTEX(気団変質実験計画)実地(沖縄近海)

9月

波動水槽完成(海洋工学実験場)

   

 

海洋保全技術部新設

 

 
(昭和50年)

3月

共同研究・研修棟(現本館)竣工

IPOD(国際深海掘削計画)が発足

6月

超音波水槽完成(海洋工学実験場)

国連海洋法会議が領海12カイリ、経済水域200カイリの統一原案を策定

10月

シートピア計画100m海中実験(静岡県内浦湾)

 

 

12月

第1回研究成果発表会開催(東京)

 

 
(昭和51年)
3月

曳航式観測システム海洋実験(相模湾)

   
6月 第1回自給気潜水技術研修実地    
  高圧実験水槽完成    
7月 第1回海洋工学技術研修実地    
 

海中モニタリング技術1000m海洋実験(大島沖)

   
10月 海洋科学技術センター創立5周年記念式典    
(昭和52年)
2月 海洋リモートセンシング 海洋実験(東京湾)

潜水調査団「アルビン」(米)が17℃の温水噴出と金属硫化物の堆積発見(ガラパゴス島沖)

3月

曳航式海洋観測システム海洋実験(駿河湾)

   
6月 海中モニタリング技術6000m海洋実験(北西太平洋)    
 

皇太子殿下行啓

   
11月 150〜200m潜水シミュレーション実験    
  情報管理室新設    
(昭和53年)
4月

国際エネルギー機関(IEA)波力発電国際共同研究協定調印

海洋観測用実験衛星「シーサット」(米)打ち上げ

8月

波力発電国装置「海明」による第1期海域実験(山形県鶴岡市由良沖)

   
9月

潜水作業技術300m潜水シミュレーション実験

   
10月 トランスポンダ航法および自由落下・浮上方式深海カメラ海洋実験(相模湾)    
 

海洋開発技術部を廃止、深海開発技術部および海洋利用技術部を設置

   
(昭和54年)
8月 波力発電装置「海明」に英国ウェルズタービンを加えた海域実験 潜水調査船「アルビン」(米)がブラックスモーカー発見(メキシコ沖)
 

我が国初の小型無人潜水機JTV-1プロトタイプの開発実験成功

海洋温度差発電装置「ミニオテック」が53KWの発電に成功(ハワイ沖)
11月

自由落下、浮上方式深海カメラシステム及び曳航式深海底探索システム6000m 第1回海洋実験(北西太平洋)

WESTPAC(西太平洋海域共同捜査)発足
12月

児島〜坂出間の本四架橋の基礎工事(30〜50m)の潜水技術支援開始(〜81年まで)

第2次オイルショック

(昭和55年)
1月 波力発電装置「海明」による陸上送電試験(山形県鶴岡市由良沖)

BIOMASS(南極海洋生物資源調査)の第1次実験

8月

2000m潜水調査船支援母船「なつしま」進水(川崎重工業(株)神戸工場)

   
11月

スライド式曳航体および各種センサーの海洋実験(相模湾)

   
(昭和56年)
1月

2000m潜水調査船「しんかい2000」着水(三菱重工業(株)神戸造船所)

CCCO(気候変動と海洋の委員会)が発足

10月 海洋科学技術センター創立10周年記念式典    
  浩宮殿下をお迎えして「しんかい2000」および「なつしま」の竣工式典(晴海)    
       
       
(昭和57年)
1月

潜水調査船救難ブイ装置第1回海洋実験(駿河湾)

国連海洋法条約採択
2月 投下式センサーファミリーの海洋実験(相模湾) 1972年を凌ぐ大規模なエルニーニョ発生
6月

海洋リモートセンシング天城シンポジウム開催(静岡県天城)

   
7月

センター地先埋め立て第1期工事完了

   
10月 深海カメラによる海底精査(駿河湾)    
 

ドップラー流速計による強流調査(長崎県針尾瀬戸)

   
(昭和58年)
6月

新海洋観測システムの海洋実験(相模湾)

ジャック・マイヨール(仏)閉息潜水最高記録105mを達成
7月 「しんかい2000」による研究調査開始(富山湾)

日本、国連海洋法条約に署名

9月 「なつしま」でディープ・トウ(曳航式深海底探査システム)による日本海中部地震震源域の第1回海底調査(秋田沖)    
 

沿岸固定式波力発電装置の発電実験(山形県鶴岡市三瀬)

   
11月

「なつしま」でビスマルク海およびソロモン海の地質構造調査

   
12月 高速曳航体の第1回海洋実験(相模湾)    
(昭和59年)
1月 海洋リモートセンシングシンポジウム開催(東京) 6,000m級潜水調査船「ノーチル」(仏)進水
 

潜水調査船整備場完成

IFREMER(仏国立海洋開発研究所)発足
6月

「しんかい2000」で生きた深海生物シロウリガイ発見(相模湾初島沖)

KAIKO計画(日・仏共同)発足。日本海溝調査
8月

初島海洋資料館開所(熱海市初島)

6000m級潜水調査船「シークリフ」(米)進水

11月 第1回波浪エネルギー利用シンポジウム開催(東京)    
 

「なつしま」でディープ・トウによるトンガ海溝域調査

   
12月 海洋リモートセンシング海洋実験(鹿島沖)    
 

第1回「しんかい2000」シンポジウム開催

   
(昭和60年)
2月 マイクロ波による海氷調査(北海道紋別) TOGA(熱帯海洋と全球大気研究計画)が発足
 

6500m潜水調査船耐圧殻模型の疲労圧壊試験

ODP(海洋底掘削計画)が発足

5月 海中作業実験船「かいよう」竣工(三井造船(株)千葉事務所)    
 

センター地先埋め立て第2期工事完了

   
6月 「かいよう」および専用岸壁竣工披露    
7月

「しんかい2000」で深海生物ハオリムシ発見(四国沖)

   
9月

波力発電実験装置「海明」による第2期海域実験(山形県鶴岡市由良沖)

   
10月

海中作業実験ニューシートピア計画60m実海域実験(相模湾初島沖)

   
 

企画部を廃止し総務部、企画室を設置、海洋利用技術部と海洋保全技術部を統合し海洋開発研究部を設置、研修部を廃止、情報管理室を情報室に名称変更、深海研究部、運航部新設

   
(昭和61年)
1月

「なつしま」でディープ・トウによるスンダ海溝域調査

潜水調査船「アルビン」/無人潜水機「アルゴ」(米)による沈船「タイタニック」の撮影成功(深度約3,750m)
7月 「しんかい2000」で熱水噴出現象発見(沖縄トラフ) 無索無人潜水機「エリート」(仏)の開発開始
9月 浮体式海洋構造物緊張係留実験(山形県鶴岡市由良沖) 深度600mの潜水シミュレーション実験成功(独)
  日中共同の第1回黒潮調査開始

海洋観測用実験衛星「ジオサット」(米)打ち上げ

10月 ニューシートピア計画100m潜水実験(相模湾初島沖)    
(昭和62年)
1月 「なつしま」でエルニーニョの観測(赤道太平洋) 6000m級潜水調査船「ミールI・II」(ソ)進水
7月 浮体式海洋構造物第2期緊張係留実験(山形県鶴岡市由良沖) NOAA(米国海洋大気庁)の海中居住基地「アクエリアス」を使用した海洋生物研究実施
9月 ニューシートピア計画200m潜水実験(相模湾初島沖)    
12月 日仏共同の北フィージー海盆リフト系調査。「かいよう」でディープ・トウにより熱水活動発見    
(昭和63年)
1月 3000m級無人探査機「ドルフィン-3K」竣工 潜水調査船「シークリフ」(米)がゴルダ海嶺(東太平洋)でチムニー・熱水生物発見
3月 沖の鳥島に気象・海象観測施設を設置

深度534mの潜水作業に成功(仏)

4月

天皇陛下に深海生物ハオリムシの標本を献上

   
5月

ディープ・トウにより熱水噴出孔生物群集発見(小笠原海形海山)

   
7月 ニューシートピア計画300m潜水実験(相模湾初島ォ)    
  ディープ・トウにより熱水活動発見(沖縄トラフ伊平屋海凹)    
 

6500m潜水調査船支援母船「よこすか」進水(川崎重工業(株)神戸工場)

   
8月

ディープ・トウにより熱水噴出孔生物群衆発見(沖縄トラフ南庵西海丘)

   
10月

ウッズホール海洋研究所(米)と研究協力協定締結

   
(平成元年)
1月 6500m潜水調査船「しんかい6500」着水(三菱重工業(株)神戸造船所) 潜水調査船「アルビン」/無人潜水機「アルゴ」(米)によるドイツ戦艦「ビスマルク」の撮影成功(深度4,700m)
3月 ニューシートピア計画フェーズII 20m潜水実験(静岡県田子沖)    
  「サンゴ礁造園技術の研究開発」実験施設完成(沖縄県知念沖)    
 

海洋深層水有効利用実験施設完成(高知県室戸市)

   
6月 「しんかい2000」でブラックスモーカー発見(沖縄トラフ伊是名海穴)    
8月

「しんかい6500」総合海上試運転で6527mの潜航に成功(三陸沖日本海溝)

   
9月 海底群発地震域を「ディープ・トウ」と「ドルフィン-3K」で緊急調査(静岡県伊東沖)    
(平成2年)
4月 皇太子殿下をお迎えして「しんかい6500」および「よこすか」竣工式典(晴海) WOCE(海洋大循環実験)が発足
7月

ニューシートピア計画300m最終潜水実験(静岡県c子沖)

JGOFS(世界海洋フラックス研究)が発足

10月

深海環境プログラム「Deep Star プロジェクト」発足

   
11月 北太平洋・北極海域の国際共同研究開始    
(平成3年)
1月

ハード島(インド洋)超長距離音波伝搬国際共同予備実験に参加

FARA(米仏リッジ計画)発足(米・仏共同)
4月

潜降浮上型人工海底「マリンあや1号」による養殖実験開始(岩手県綾里沖)

8000m 級無人潜水機「オーシャンエクスプローラー・マジェラン」(米)完成
5月

「しんかい6500」システムによる研究潜航開始

潜水調査船「アルビン」が沈没した無人潜水機「カーブIII」を回収(深度2,189m)
6月

北太平洋域海洋観測調査(ベーリング海)

スクリップス海洋研究所(米)のTUNES(太平洋大循環研究)開始
7月

「しんかい6500」でプレートの裂け目発見(三陸沖日本海溝)

コメックス社(仏)が深度700mの潜水シミュレーション実験成功
10月

「しんかい6500」で世界最深(6366m)の冷水湧出帯生物群集(ナギナタシロウリガイ)発見(三陸沖日本海溝)

   
11月 創立20周年記念国際シンポジウム「海洋研究開発の新たな方向」開催(東京)    
 

スクリップス海洋研究所協力協定締結

   
  海洋開発研究部と潜水技術部を総合再編成し海洋観測研究部、海域開発・利用開発部を設置    
(平成4年)
1月

海洋レーザ観測装置海域実験(太平洋)

南極の浮氷に氷海観測ステーション設置(米・ロ共同)
4月 深海掘削船計画シンポジウム開催(東京) 無人潜水機「カーブIII」(米)によるヘリコプターの回収成功。水深5261mで深度記録更新
  氷海用自動観測ステーション1号機設置(北極海)

TOGA(熱帯海洋と全球大気研究計画)の西太平洋共同調査実施

 

深海の化学合成物ユノハナガニの陸上飼育開始

   
7月 大規模な熱水噴出孔生物群集発見(小笠原水曜海山)    
8月 常陸宮同妃殿下が海洋深層水有効利用実験施設(高知県室戸市)をご視察    
  北太平洋・北極海の総合観測開始(ベーリング海・チュクチ海)    
  インドネシア技術応用評価応用庁と共同研究協定締結    
9月

第1回国際ワークショップ(深海研究計画・海洋研究計画)開催

   
10月 鯨骨生物群集発見(小笠原鳥島沖)    
  インドネシア技術応用評価応用庁との共同観測開始(熱帯赤道域)    
(平成5年)
2月

鹿児島湾の「たぎり」で深海生物サツマハオリムシ発見

スクリップス海洋研究所(米)がバイオテクノロジー研究センター新設
5月

第1回地域共同研究シンポジウム開催(東京)

大気圧潜水服「ニュースーツ」で水深360m潜水記録
6月

海洋大気庁/太平洋海洋環境研究所(米)研究協力協定締結

米海軍が北極海の海洋研究に原子力潜水艦を提供

7月

深海総合研究棟竣工

   
8月 「なつしま」で北海道南西沖地震後の奥尻島沖潜航調査    
9月 深海微生物実験システム竣工    
  深海底長期観測ステーション(リアルタイム型)設置(相模湾初島沖)    
  サツマハオリムシ陸上飼育開始    
11月 海洋における物質循環ワークショップ開催    
12月 海洋研究棟竣工    
(平成6年)
1月 北極圏総合研究シンポジウム開催(つくば市) 自律型無人潜水機「オデッセイII」(マサチューセッツ工科大)で潜航調査実施
 

熱帯域の海洋および大気研究シンポジウム開催

NERC(英国自然環境研究評議会)が「海洋科学技術戦略1994-2000」を発表

2月

深海堀削ワークショップ開催(京都)

   
4月

氷海用自動観測ステーション2号機設置(北極海)

   
6月

「しんかい6500」システムによる中央海嶺潜航調査-MODE’94-(大西洋)

   
7月

「しんかい6500」をウッズホール海洋研究所(米)で公開

   
9月

「しんかい6500」システムによる東太平洋海膨潜航調査-MODE’94-(東太平洋)

   
12月

MODE’94成果発表会開催(東京)

   
(平成7年)
1月 国際北極圏総合研究シンポジウム開催(つくば市) 世界最高のコンクリートプラットホーム(高さ470m)をノルウェー沖のトロール油田に設置
  阪神・淡路大震災「なつしま」が損傷、「よこすか」と「かいよう」は医療関係者宿泊に協力 ジブラルタル海峡横断ガスパイプライン(47km、水深388m)完工
3月

10000m級無人探査機「かいこう」総合海上試験で10,911.4mの潜航に成功。深海底に生息するゴカイや端脚類を映像記録(マリアナ海溝)

英国の波力発電装置「オスプレイ-1(出力2メガワット)」、スコットランドで設置工事中に大破
5月 海洋音響トモグラフィー200・送受信システム完成 英国の海洋科学研究基地サザンプトン海洋科学センター開所
6月

「かいこう」完成披露式典

阪神・淡路大震災
7月

旧原子力船「むつ」の船体を原研から受領。大型海洋観測研究船として整備へ

   
8月 アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所(独)と研究協力覚書調印    
  高校生を対象としたサイエンス・キャンプ開催    
10月 ディープ・トウにより熱水活動発見(沖縄トラフ伊平屋海凹北部)    
  青森県むつ市に「むつ事務所」開設    
  インドネシア通過流に関する国際ワークショップ開催(ジャカルタ)    
  電子計算機室を廃止し数理解析技術室を設置    
(平成8年)
1月

情報・電源棟竣工

潜水調査船「アルビン」(米)の母船「アトランティスII」退役。新母船「アトランティス」進水(1997年就航予定)
2月 21世紀の深海掘削船計画(OD21)の国際会議開催(神奈川県葉山町) モントレー湾水族館研究所(ト)に双胴型調査船「ウエスタンフライヤー」配置、無人潜水機「ティブロン」を搭載
 

外洋型人工海底施設「おおちゃんマリン1号」設置(岩手県船越湾)

日本、国連海洋法条約批准(6月20日)・発効(7月20日)

3月

スーパーコンピュータシステム運用開始

   
4月 氷海用自動観測ステーション1号機回収・再設置(北極海)    
5月

太平洋海洋観測ブイネットワーク国際ワークショップ開催(青森県むつ市)

   
8月 深海調査研究船「かいれい」進水(川崎重工業(株)坂出工場)    
 

大型海洋観測研究船「みらい」進水(石川県播磨重工業(株)東京第一工場)

   
10月 海洋科学技術センター創立25周年を迎える    
  ライザー技術に関する国際ワークショップを開催(28日〜30日)    
12月 地球フロンティア研究システム推進準備チーム東京分室開設(2日)    
 

「深海研究国際シンポジウム」を開催(10〜11日)

   
(平成9年)
1月

深海観測装置「ディープ・トウ」によるロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」の沈没部調査(23日〜2月3日)、船体を確認(27日)

国際海洋シンポジウム'97(7月29〜30日)開催 テーマは「海は人類を救えるか」
2月 ヘリオックスダイビング・シンポジウムを開催 中国が初の海洋観測衛星
 

新規探査機「ドルフィンー3K」によるロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」の沈没部調査(7日〜2月24日)、船名等により「ナホトカ号」であることを確認(9日)。油漏出の確認、破断面 詳細観察を実施。

日・米・ロで流氷調査(オホーツク海)
3月

深海調査研究船「かいれい」引渡式(24日)

エルニーニョ対策サミット(米政府が開催)
4月

高知県室戸岬沖「海底地震総合観測システム」運用開始(24日)

中国が深海ロボットを開発 海底状況撮影に成功

5月

「観測機材整備場」完成式を開催(8日)

国際海洋シンポジウム'97開催 テーマは「海は人類を救えるか」

6月 「かいよう」が海上気象通報優良船として気象庁長官から表彰(2日)    
 

21世紀の深海掘削フォーラムを開催(26日)

   
7月 「よこすか」が海難救助で第三管区海上保安部長から表彰(17日)    
  マイティーホエール起工式を挙行(18日)    
  ライザー国際会議を開催(22日一24日)    
8月 マリンサイエンス・スクール’97(教諭)を開催(4日一7日)    
  ロシア船籍タンカー「ナホトカ号」の海難・油流出事故の調査に対し運輸大臣から表彰    
  マリンサイエンス・スクール,97(高校生)を開催(25日一28日)    
  「大村湾の貧酸素水塊発生制御技術の研究開発」の開始    
9月 海洋地球研究船「みらい」引渡式(29日)    
10月 センター創立26周年記念式典を挙行(1日)    
  地球フロンティア研究システム発足(1日)    
  IPRC(国際太平洋研究センター)開所式(20日)    
  ギポンズ米国科学技術担当大統領補佐官一行がセンターを来訪(23日)    
  第14回国際親善わんぱくフェスティバルに協力参加(26日)    
  皇太子同妃両殿下ご臨席のもと「みらい」「かいれい」竣工披露式典を開催(30日)    
11月 一般公募による招待者が「みらい」で晴海からセンターヘ体験クルーズ(2日)    
  「みらい」完成披露祝賀式典及ぴ「かいれい」入港歓迎式典を挙行(7日)    
 

第14回「しんかいシンポジウム」を開催(27、28日)

   
12月 深海調査研究船「かいれい」及ぴ深海探査機「かいこう」(3日、6日),深海探査機「ドルフィンー3K」(11日一12日)による学童疎開船「対馬丸」調査。船名等により「対馬丸」であることを確認(12日)    
  コロンビア大学ラモント・ドーティー地球科学研究所と研究協力協定締桔(7日)    
  「深海調査チーム」が「ナホトカ号」と「対馬丸」調査に対し科学技術庁長官特別 表彰    
(平成10年)
1月 極限環境微生物国際会議を開催(18日、22日) 国際海洋年
2月

みらい」ハワイ寄港に際し.ホノルルで公開セミナーを開催(13日)

気候変動枠組み条約第四回締約国会議(COP4)が開幕(アルゼンチン)
3月 深海探査機「ドルフィンー3K」によるロシア船籍タンカー「ナホトカ号」沈没部再調査(6日)。 オゾンホールが観測史上最大に(NASAとNOAA)
  トライトンブイ第1号設置(9日) インドネシア近海でシーラカンス発見
  マイティーホエール着水式(24日) タイタニック 86年ぶり海上に 右舷船体の一部浮上
4月 潜水調査船「しんかい2000」の1000回潜航(11日) 沈没の米空母を発見(ハワイ・ミッドウェー沖)
  試料分析棟の完成に伴う報道関係者への施設公開(27日) リスボン国際博開幕 テーマ「海」
5月 大洋中央海嶺潜航調査研究航海(MODE'98)の実施 地球観測衛星「SPOT−4」打ち上げ
  チャレンジャー海淵において世界で初めて底生生物の採集に成功 海生動物の卵細胞の化石(約5億7000万年前)を中国で発見
  「かいこう」&「かいれい」シップ・オブ・ザ・イヤー'97準賞を受賞
「ナホトカ調査チーム」は日本造船学会賞を受賞
サンゴ白化、世界で拡大 高い海水温が主原因
6月 海洋科学技術センター長期計画の策定 太さ5000万分の1メートルの世界一極細ケーブル作製に成功(日仏研究チーム)
 

「200Hzトモグラフィーシステムの開発」で海洋音響学会業績賞を受賞

気候変動の観測施設をナウルに建設(米エネルギー省)

7月 青森港における「みらい」の一般公開並びに洋上教室実施(25日、27日)    
  深海画像データベースの一般への公開    
12月

全国児童「ハガキにかこう海洋の夢絵画コンテスト」作品募集

   
(平成11年)
1月 ニューギニア島北岸沖精密地球物理調査の実施 深層水で魚を養殖産業利用を本格化(ハワイの自然エネルギー研究所)
 

松野太郎氏(地球フロンティア研究システム長)が「ロスビー研究メダル」を受賞

2700年前の難破船発見(イスラエル沖、地中海海底)

2月

「しんかい2000」により伊豆・小笠原弧で大規模な多金属硫化物鉱床の発見を発表

エジプト沖に眠るナポレオン艦隊の残がい発見
3月 「気候変動に関する日本- EUシンポジウム'99」の開催(5日) 異常気象調査へ海洋観測衛星(NASAが打ち上げ)
  「海洋科学技術センター・東海大学」連携大学院協定調印式(30日) ペルー沖で10年ぶりにラニーニャ現象を観測
  「むつ研究交流棟」の完成

2000メートルの海底に2000万年前の大陸(インド洋南端)

4月 深海地球ドリリング計画推進本部の設置    
  トライトンブイデータの一般への公開    
6月 海洋地球研究船「みらい」の国際集中観測Nauru99参加(6月8日から7月17日)    
  駿河湾での深層水研究のための「深層水分析研究棟」の着工    
  流動撹拌システムの性能評価試験開始    
7月 北海道釧路・十勝沖「海底地震総合観測システム(2号機)」の敷設開始    
  「ナホトカ号」沈没部再調査    
  地球観測フロンティア研究システムの発足    
8月 世界で初の工業的に有用な微生物ゲノムの全塩基配列の決定    
9月 世界初の深海底長期地震・地殻変動観測研究の開始(2日〜)    
  インド洋におけるエルニーニョ現象を発見    
  地球フロンティア研究システムで「生態系変動予測研究領域」が発足    
10月 北海道釧路・十勝沖「海底地震総合観測システム(2号機)」の運用開始    
  駿河湾での深層水研究に伴う「駿河湾海域調査」の実施    
  地球シミュレータ施設起工式    
11月 東京工業大学大学院生命理工学研究科との連携大学院協定の締結(15日)    
  「H-IIロケット8号機」の第1段ロケットの調査(1次調査)    
12月 無人探査機「ハイパードルフィン」システム導入    
  「H-IIロケット8号機」の第1段ロケットの再調査(2次調査)    
(平成12年)
1月

「H-IIロケット8号機」の第1段ロケットの3次調査


ラニーニャ発生を確認(気象庁)
3月 海洋科学技術センターとカナダ漁業海洋省との研究協力覚書(MOU)締結(20日) 淡水イルカ保存へクローン研究開始
  地球深部探査船の建造契約締結(27日) 温暖化と戦うモルディブ 海面上昇で島の8割沈下へ
4月 高緯度海域(ロシア排他的経済水域内を含む)における海洋地球研究船「みらい」での物質循環研究の実施 21世紀温暖化さらに加速(IPCCが予測気温を上方修正)
5月 我が国初の北極点への氷海観測用小型漂流ブイによる観測に成功(25日) 巨大氷山を宇宙から監視 南極のロス棚氷から過去最大級の氷山が分離
  機関評価実施(25,26日)

ラニーニャ現象が終息(NASA発表)

  海洋科学技術センターとインド国立海洋研究所との研究協力覚書(MOU)の締結(31日)

「星の王子さま」の作者、サン=テグジュペリの墜落機?マルセイユ沖でダイバー発見

6月 トライトンブイによる西太平洋赤道域の海洋観測結果 発表(エルニーニョ発生の条件の一つである暖水の蓄積が過去10年で最大規模となっていることを観測) 世界のサンゴの白化被害、やや回復(リーフチェック調査)
7月 「昭洋」による三宅島海域への海底地震計設置 アレクサンドリア沖に海底都市遺跡
  四国沖南海トラフにおける海山の発見 オゾン層、北極域でも急減(日米欧の研究者確認)
  北海道東方の海陸深部構造探査 南北戦争で沈没の潜水艦「ハンリー」を引き揚げ
9月 地球フロンテイア研究システムは高解像度大気海洋結合モデルを用いたシミュレーション計算によりインド洋におけるダイポールモードサ象を再現することに初めて成功 今世紀後半の北極圏の気温、 過去400年間で最高(米コロラド大など研究)
10月 ワシントン事務所開設(1日)
むつ研究所発足(1日)
イルカ「名前」呼び合う!? 水中の交信を初めて観察(英博士が科学誌発表)
12月 深海巡航探査機「うらしま」の海域試験で無線画像伝送に成功    
  「かいれい」「かいこう」はインド洋における 熱水活動と熱水噴出孔生物群集を発見    
(平成13年)
3月 ノールウェー国王及び王妃をご案内のため天皇皇后両陛下が本部を行幸啓(28日)    
4月 科学調査のための掘削孔内へ観測装置を設置・計測する掘削孔利用システム「べんけい」を開発    
地球深部探査船の起工式(三井造船玉野艦船工場)(25日)    
6月 シアトル駐在員事務所開設(7日)    
7月 第1回深海バイオベンチャーフォーラム開催(2日)    
11月 沖縄に「国際海洋環境情報センター」開設(24日)    
(平成14年)
1月 地球深部探査船「ちきゅう」の命名・進水式(18日)    
固体地球統合フロンティア研究システム発足シンポジウム開催(23日)    
3月 地球シミュレータ完成披露式(15日)    
4月 「地球シミュレータ」世界最高の演算性能を達成(18日)    
6月 深海巡航探査機「うらしま」駿河トラフ縦断、132.5kmの自律航行に成功(23〜24日)    
7月 海洋地球研究船「みらい」特別公開(マレーシア)(23日)    
8月 「しんかい6500」700回潜航達成(2日)     
  トライトンブイ全18基展開完成(13日)      
  鳥取沖〜四国において海陸域で大規模な深部構造探査を実施(29日〜9月1日)     
9月 海洋科学技術センター創立30周年記念国際シンポジウム及び国際海洋研究機関長会議開催(17、18日)    
  韓国海洋研究所(KORDI)との研究協力に関する覚書締結(18日)    
10月 地球深部探査センター(CDEX)発足    
  「しんかい6500」、「よこすか」インドネシア(ジャカルタ)寄港。メガワティ大統領ご視察。    
11月 テクノオーシャン開催(20〜22日)    
  「地球シミュレータ」を用いた研究成果が「ゴードン・ベル賞」を受賞(21日)    
12月 「黒潮が日本周辺の気候へ与える影響を衛星観測データから発見」を発表(26日)    
(平成15年)
4月 「マントルプルーム域」と「沈み込み帯」の間で、物質が10億年以上の歳月をかけてリサイクルされていることを世界で初めて明らかに    
  「地球シミュレータ」が第32回「日本産業技術大賞」総理大臣賞を受賞    
5月 無人探査機「かいこう」の子機が室戸沖で不明に    
6月 地球シミュレータが「21世紀の偉業賞」を受賞    
  独立行政法人海洋研究開発機構法(平成15年法律第95号)、第156回国会で成立    
7月 高知県南部の海岸で5000万年前の「地震の化石」を発見 海溝型では世界初    
  沖縄が二つの海流に挟まれていることを発見    
8月 通信や地球観測の拠点に 超軽量飛行船の成層圏試験成功(航空宇宙技術研究所と海洋科学技術センター)    
  世界初の深海底長期地震・地殻変動観測研究の開始(2日〜)燃料電池搭載の深海探査機「うらしま」航行試験成功    
10月 IODP(統合国際深海掘削計画)発足記念シンポジウム開催    
  海溝型巨大地震の直近観測に世界で初めて成功    
11月 地球フロンティア研究システム気候変動予測研究領域の山形俊男領域長がアメリカ気象学会スベルドラップ金メダルを受賞    
  日本近海の海洋変動予測システムのデータ提供開始    
12月 「地球シミュレータ」を用いた研究成果が「ゴードン・ベル賞」を受賞    
(平成16年)
1月 無人深海探査機「かいこう」の子機代用を決定    
2月 北太平洋における底層の水温上昇があることを発見