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(ナホトカ号)沈没部調査について 最終更新日:97/01/17 |
平成9年1月14日
科 学 技 術 庁
海洋科学技術センター
ナホトカ号油流出事故に関して、ナホトカ号沈没推定位置より浮流油が 認められており、ナホトカ号からの湧出油の可能性があることから、 沈没した船尾部の現状を把握するために、海洋科学技術センターの船舶等を 活用することが可能かどうか検討してきた。その結果、4,000mまで 潜航可能で、音波による探査やビデオカメラ等による確認が可能な深海調査用の 曳航体「ディープ・トウ」を支援母船 「なつしま」(1,553総トン) により 曳航させ、調査を行うこととした。「なつしま」は現在定期点検中であるが、最大限期間を短縮する検討を行った 結果、1月27日より調査が開始できる見込みとなった。
なお、本件については、海上保安庁より、水深約1,800mの推定沈没位置にある 船尾部の状態を確認するため協力の要請を受けている。
海洋科学技術センターでは、本件に対応し、 「ナホトカ号調査対応チーム」を設置した。
- 調査計画
- 調査状況(準備中)
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ソーナー曳航体 | カメラ曳航体 |