JAMSTEC
平成10年3月11日
海洋科学技術センタ-


海洋地球研究船「みらい」研究課題の公募について

海洋科学技術センタ-(理事長 平野拓也)は、海洋地球研究船「みらい」の共同 利用型の運用を平成10年11月から開始するにあたり、「みらい」の航海(別紙参照) において実施する研究課題及び乗船研究者を下記のとおり募集します。
「みらい」の利用については、平成9年9月に科学技術庁において策定された「みら い」利用計画において、その利用にあたっての基本方針が定められております。その 中で、「みらい」の機能を効果的・効率的に利用して最大の成果を導き出すことを目 的として、科学的展望のもとに策定される計画に基づき、「みらい」を利用して実施 する研究課題及び乗船研究者を国の内外から募集し、科学的視点から優れた研究課題 を厳正な審査により採択することが示されております。
海洋科学技術センタ-は、この基本方針に基づき、向こう10年間の観測研究を定め る「みらい」長期観測研究計画、及び、向こう3年間の「みらい」運航の概要を定め る「みらい」中期観測研究計画(以下「中期計画」)を策定しました。今回の公募は 、中期計画における平成10年度分の研究航海について、研究課題及び乗船研究者を国 内外から募集するものです。
「みらい」は、優れた航行性を有するとともに、各種最先端の観測機器を多数搭載 しており、地球温暖化など地球環境変動の解明・予測への貢献が期待されています。

  1. 募集内容
    別紙に示す3回の航海毎に、各航海で実施可能な研究課題及び乗船研究者

  2. 募集期間
    平成10年3月12日(木)〜4月10日(金)
    (応募書類は平成10年4月10日(金)必着)

  3. 応募資格
    (イ)国内----国内の研究者並びにこれに準ずる者
    (ロ)国外----国内の共同研究者を通じて申込できる者

  4. 募集人数
    各航海とも28名程度

  5. 募集及び選考方法 募集案内は国内の大学、研究機関、関係学会に広く配布するとともに、 インタ-ネット上においても募集します。
    応募のあった課題について、海洋科学技術センタ-の「みらい」運用検討委員会に て審査を行い、4月下旬に採否を決定する予定です。






注)平成10年10月までは慣熟運転公開