JAMSTEC
平成10年7月3日
海洋科学技術センター
海洋科学技術センタ-(理事長 平野拓也)は、海洋地球研究船「みらい」の共同利 用型の運用を行うにあたり、平成10年度と同様に、平成11年度の「みらい」の航 海において実施する研究課題及び乗船研究者を下記のとおり募集します。
「みらい」の機能を効果的・効率的に利用して優れた成果を導き出すため、海洋科学 技術センターは、「みらい」を利用して実施する研究課題及び乗船研究者を国の内外 から公募し、科学的展望のもとに策定される計画をもとに、科学的に優れた研究課題 を外部の専門家による厳正な審査により採択し、これに基づき共同利用による運用を 行っています。
今回の公募は、平成11年度「みらい」運航計画に記載されている平成11年5月か ら平成12年3月までの研究航海について、研究課題及び乗船研究者を国内外から募 集するもので、長期的展望に基づいた海洋科学の基盤の拡充への貢献などを配慮して 、公募を行うこととしています。
「みらい」は、優れた航行性を有するとともに、各種最先端の観測機器を多数搭載し ており、地球温暖化など地球環境変動の解明・予測への貢献が期待されています。
記
- 募集内容
平成11年度に実施する8回の航海毎に、各航海で実施可能な研究課題及び乗船 研究者
- 募集期間
平成10年7月6日(月)〜8月15日(土)
(応募書類は平成10年8月15日(土)消印有効)
- 応募資格
(1)国内の研究機関、大学その他に所属する国内の研究者等
(2)国外からの応募については、国内の研究機関と共同の応募
(応募代表者は国内研究機関の者)で申込みできる国外の研究者
- 募集人数
各航海とも28名程度
- 募集及び選考方法
募集案内はリーフレットとともに関係大学、研究機関(民間含む)、関係学会等に広 く配布します。また、インターネット上においても募集します。
なお、応募のあった課題及び乗船研究者については、海洋科学技術センターの「みら い」運用検討委員会にて審査を行い、9月上旬に採否を決定する予定です。