海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)は、トライトンブイから得られた海洋観測データの一部を下記によりセンターホームページにおいて公開することといたしますのでお知らせします。
トライトンブイは、本年2月16日から3月7日にかけてミクロネシア及びパプアニューギニア海域に設置したもので、ブイから送られてくるデータにより西部熱帯太平洋におけるエルニーニョなどの大気海洋変動現象の解明を目指します。データは、海洋科学技術センター横須賀本部及びむつ事務所に送られており、今まで得られたデータを公開するとともに、今後送られてくるデータについても順次公開していきます。なお、昨年3月から6月に設置していたトライトンブイのデータも公開します。
海洋科学技術センターでは、センターが所有する船舶等で取得される画像や観測データが国民共有の財産であるとの認識のもと、海洋科学技術の発展や海洋科学技術に対する理解の増進に寄与することを期待して、昨年7月よりホームページにおいて深海画像データベースの公開を開始しました。今後も深海調査データや他の海洋観測データなどについても、準備が出来次第公開していく予定です。
記 1. 公開開始日 : 平成11年4月27日(火)から
2. 公開するデータ: 海水温(海面から水深500mまで)、風速、風向、気温及び湿度の1日平均値
3. アドレス : http://www.jamstec.go.jp/jamstec/TRITON/
本件問い合わせ先:
海洋科学技術センタ−
総務部普及・広報課 他谷、池川、野口TEL0468−67−3942 研究業務部計画調整課 黒田TEL0468−67−3936