海洋科学技術センター（理事長　平野拓也）は、政府の地震調査研究推進本部（本部長：有馬朗人科学技術庁長官）の基盤的調査観測等の推進の一環として、北海道釧路・十勝沖海域での地震及び津波活動の観測のために「海底地震総合観測システム（２号機）」の設置準備を続けており、7月21日から敷設作業を開始します。
　作業は、敷設船から海底ケーブルを陸上局のある北海道白糠郡音別町の海岸に陸揚げし、陸上ケーブルと接続します。その後、沖合に向けての海底ケーブルの敷設を開始し、7月中に海底地震計や津波計、海底ステーションの設置を行います。また、8月末までの間に漁業に支障をきたさないためのケーブル埋設、防護工事を行い、秋から運用を開始する予定です。

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