お知らせ
                    平成11年11月21日
                    海洋科学技術センター
                    宇 宙 開 発 事 業 団
   「HIIロケット8号機」の第1段ロケットの調査について(その4)
本日(21日)までの調査状況及び今後の予定は以下の通りです。

1.調査状況

  海洋科学技術センター所有の深海調査研究船「かいれい」による、マルチナロ
  ービーム音響測深機を用いた海底地形調査が終わりましたので、本日午前10時
  35分から「かいこう」ランチャー搭載のサイドスキャンソナーにより、図中の
  A〜Dを調査海域としての海底音響調査を実施し、午後4時6分に作業を終了しま
した。
   尚、マルチナロービーム音響測深機による海底地形調査では、調査海域は水深
  2,000m〜3,000mまでの起伏に富んだ海域であり、中央部は水深約3,000mの平坦な
  凹地となっており、200 m〜300 mの孤立した小海丘がいくつか存在していること
  が明らかとなりました。

2.今後の予定

  本調査は、23日(火)または24日(水)まで実施する予定です。
  尚、作業日程、調査方法(ビークルでのカメラ撮影等)については、調査状況
 に応じて対処していく予定です。
                 問い合わせ先
                  海洋科学技術センター
                  普及・広報課 他谷(たや)、池川
                  TEL 0468−67−3806
                  宇宙開発事業団  広報室 福室、高橋
                  TEL 03−3438−6107