平成12年10月9日
海洋科学技術センター

海洋観測ブイ中高緯度試験機の漂流について

 海洋科学技術センター(理事長 平野拓也)は、北太平洋における黒潮続流域の観測を目的として、中高緯度用海洋観測ブイ(トライトンブイ中高緯度用試験機)を開発中であり(図1参照)、平成12年7月27日から北緯37度46.8分、東経152度24分(図2参照)の海域にて実海域試験を実施しています。

 本ブイについては、10月6日(午前1時頃から)西に漂流を始めたため、現在、「みらい」が回収に向かっています。このまま漂流が継続すると、最も早くて、11日未明に海底ケーブルと接触し、ケーブルを破損をする可能性もあります。現時点では「みらい」による回収開始は10日夜となる見込みですが、今後、状況に変化が生じた場合、直ちにお知らせいたします。

 

問い合わせ先         
 海洋科学技術センター    
  海洋技術研究部 網谷、志村
   電話 0468-67-5508 
  普及・広報課 他谷    
   電話 0468-67-3806