語句の解説

・「ベクトルプロセッサ」

  ベクトル(配列)演算をーつの命令で高速に処理するプロセッサ(処理装置)

・「テラフロップス」

TERA FLOating point operations Per Secondの略。性能を示す指標で、1秒間に処理可能な浮動少数点演算の回数を「テラ」(1兆)の単位で示す。
(teraはギリシア語で「怪物」の意味で、1兆(10の12乗)倍を表す接頭語)

・「テラバイト」

terabyte情報量の単位であり、TBと表記する。漢字1文字を表現する為に必要な情報量は2バイトである。(2の40乗、1TB=1000GB)

・「μm」

マイクロメートル。長さの単位。マイクロは、百万分の1を表す。
(髪の毛の太さの約100分の1程度の長さ)

・「CMOS」

Complementary Metal-Oxide Semiconductorの略。半導体回路の一種で、2種類のMOS FETと呼ばれるトランジスタをペアで使用する。日本語では相補型金属酸化膜半導体と呼ばれる。
現在のマイクロプロセッサの多くは、CMOSプロセスで製造されており、CMOSは小電力消費であり、広い範囲の電圧で作動するため携帯型の機器などに広く用いられている。

・「チップ」

ICの中に実装されているシリコン片のこと。この中に回路が搭載されている。複数のチップを1枚ウェハ上に作成し、これを切断/分割して用いる。

・「筐体」

コンピュータ本体を収納する入れ物(ケース)のこと。さまざまな大きさ、形のものがある。

・「エルニーニョ現象」

5〜8年に1度、クリスマスの頃ペルー沖の暖流が南下し、海面水温が平均より1〜5度も高くなる現象。世界各地に異常気象をもたらす。