(a)人工衛星による観測データ

(b)海洋モデルによるシミュレーション結果

図1: 海面水位変動から算出した渦運動エネルギー(注)


 高解像度海洋大循環モデルの性能を調べるために、(a)衛星観測データと、(b)観測データを一切使わずにモデルのみをもとに計算した結果とを比較した所、特に日本近海における渦の分布の形状とその変動の大きさを精度良く再現できることが確認できた。
(注)渦運動エネルギーは渦の規模・強さを表す物理量で、赤みが強い部分は、より渦活動が活発な領域であることを示している。