平成１４年７月１５日
海洋科学技術センター

  
地球シミュレータ　平成１４年度利用課題について

　海洋科学技術センター（理事長　平野拓也）地球シミュレータセンターは、平成１４年３月より超高速ベクトル並列計算機システム「地球シミュレータ」の運用を開始し、これまでに主に地球シミュレータセンターにおける大気・海洋シミュレーションに係る研究を行ってきましたが、７月１６日より外部機関を含めた研究利用を開始します。
　これに先立ち、地球シミュレータセンターは、平成１４年度における当面の利用課題について、課題選定委員会（委員長　佐藤哲也　地球シミュレータセンター長）の検討を経て、下記の通り選定しました。
　「地球シミュレータ」は、開発目的である大気・海洋分野（気候変動等）の研究、固体地球分野（地殻変動等）の研究、計算機科学及び地球シミュレータの活用により画期的成果が期待される先進・創出分野に係る研究についても利用されることを計画しており、課題選定は、これに基づき行われました。

　○選定課題（詳細は別添の通り）

　「地球シミュレータ」は、宇宙開発事業団（理事長　山之内秀一郎）、日本原子力研究所（理事長　村上健一）及び海洋科学技術センターが、地球変動現象の解明を目的として共同で研究開発を進めてきたもので、平成１４年２月末に完成後、３月１日より地球シミュレータセンターにより一元的に運用が開始されています。