平成15年6月18日
海洋科学技術センター

1万m級無人探査機「かいこう」のビークルの捜索について(その19)

1.捜索状況

 本日の捜索海域は、「かいこう」ビークル推定浮上地点東方海域の海底捜索を支援母船「かいれい」が実施しました。また、黒潮本流に乗らなかった場合に想定される冷水塊滞留海域中央部を支援母船「よこすか」にて目視により捜索しました。
 「かいこう」ビークル推定浮上地点東側海域は、支援母船「かいれい」が昨日より「かいこう」ランチャーを使用し海底捜索を実施してしましたが、6時15分に捜索を終了し、燃料等の補給のため、当センター(横須賀港)へ向け、発航しました。
 冷水塊滞留海域中央部は、「よこすか」が5時00分に捜索海域に到着し、目視による捜索を実施しています。尚、航空機による捜索は天候不良のため、中止となりました。
 17時現在においてビークルは発見されておりません。


捜索経過


2.今後の予定

 明日(6月19日)は、「よこすか」及び航空機2機により冷水塊滞留海域の目視による捜索を行う予定です。
 また、「かいれい」は、明日7時30分に当センター岸壁へ着岸し、燃料等の補給、乗組員の交代等を行う予定です。

 今後、状況に変化が生じた場合、直ちにお知らせします。


問合せ先:
海洋科学技術センター
 研究業務部      田代、渡辺
  電話:046−867−9861
 総務部普及・広報課 鷲尾、野澤、鶴田
  電話:046−867−9066