平成17年3月29日
海洋研究開発機構
地球深部探査船「ちきゅう」の引渡しについて
 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)が、三菱重工業(株)に建造を発注している地球深部探査船「ちきゅう」(総トン数;57,500トン)について、引渡し予定日が決まりましたので、以下のとおりお知らせいたします。

 「ちきゅう」については、当初、4月末の引渡しを予定しておりましたが、搭載している掘削やぐら(デリック)の強度解析の基準が見直されたことに伴い、補強工事が必要になったため、最終的な工程の見直しの結果、引渡予定日が7月29日になりました。

 引渡し後の「ちきゅう」は、試験運用を行うこととしておりますが、その途上「ちきゅう」の公開を、首都圏において、9月中に実施すべく現在検討中です。日程等は決定次第お知らせ致します。

 試験運用後の「ちきゅう」は、平成19年度中に統合国際深海掘削計画(IODP)の下での運用開始を目指します。

以上
問い合わせ先
 海洋研究開発機構
  地球深部探査センター企画調整室企画グループ 田代
    TEL 045-778-5632、FAX 045-778-5948
  総務部普及・広報課 高橋、五町
    TEL 046-867-9066、FAX 046-867-9055
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