平成17年7月13日
海洋研究開発機構
新江ノ島水族館

富山湾のオオグチボヤ一般公開のお知らせ

 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏、神奈川県横須賀市)は、平成17年度深海調査研究「ハイパードルフィン*」調査潜航、「富山湾におけるオオグチボヤ【参考資料1
(学名:Megalodicopia hians)コロニーの地球生命科学的調査」(7月7日〜11日、首席研究者:広島大学大学院生物圏科学研究科 長沼 毅 助教授)において、富山湾のオオグチボヤを生存捕獲することに成功しました。
 つきましては、海洋研究開発機構と江の島ピーエフアイ(株)(新江ノ島水族館)で進めている『深海生物の長期飼育法に関する共同研究』に基づき、新江ノ島水族館 (館長 堀 由紀子、神奈川県藤沢市)においてオオグチボヤを一般向けに公開しますので、お知らせいたします。
 なお、今回、魚津水族館(館長 清水 博樹氏、富山県魚津市)においても、深海の環境(圧力・水温等)を模擬できる特殊水槽「ディープアクアリウム」【参考資料1】を用いた一般公開を実施します。
  *ハイパードルフィン
最大潜航深度3,000メートルの無人探査機。ハイビジョンカメラ、デジタルスチールカメラ等で撮影ができる他、2基のマニピュレーターにより生物の捕獲等の作業を行うことができる
   
  一般向け公開期間
    新江ノ島水族館   7月16日(土)〜
    魚津水族館   7月16日(土)〜7月25日(月)
※各水族館のご案内は、【参考資料2】をご覧下さい。
 
富山県内リリース文はこちら
 
問合せ先
海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター 研究推進室長 楢木暢雄(電話046-867-9600)
海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター 極限環境生物展開研究プログラム
  グループリーダー 三輪 哲也(電話 046-867-9676)
海洋研究開発機構 報道室長 大嶋 真司 (電話 046-867-9193)
新江ノ島水族館 企画広報グループ広報チームリーダー 高井 純一 (電話 0466-29-9963)