<補足説明>

「独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)」http://www.jamstec.go.jp/
   海洋研究開発機構は、海洋科学技術の水準の向上、学術研究の発展を目的に、平成16年4月1日設置された独立行政法人で(前身は海洋科学技術センター)、海洋を中心とした地球環境変動の解明に向けて、様々な観測研究、予測研究、技術開発等を実施し、多くの成果を上げている。スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の他に、地球深部探査船「ちきゅう」、有人潜水調査船「しんかい6500」、深海巡航探査機「うらしま」等の世界有数の設備を運用しており、世界における海洋・地球科学の研究開発をリードしている。

「独立行政法人建築研究所」 http://www.kenken.go.jp/
   建築研究所は、昭和21年に戦災復興院総裁官房技術研究所として発足以来、建築・都市・住宅に関する唯一の国立試験研究機関として研究開発及び災害時の対応を含む技術指導ならびに国際地震工学研修等を実施し幾多の成果を上げた。平成13年4月からは独立行政法人に移行し、平成18年3月末までの第一期中期目標期間中には、社会的要請の高い研究テーマについて、他の研究機関等とも連携を図りつつ重点的に研究開発を実施し、シックハウス対策や木造建築物の耐震性向上、ヒートアイランド対策など国民の関心が高い課題において成果を上げている。

「地球シミュレータ」http://www.jamstec.go.jp/esc/
   宇宙開発事業団、日本原子力研究所、海洋科学技術センター(名称、全て開発当時)が開発したスーパーコンピュータ。コンピュータ内に仮想地球を作り、大気や海水、地殻の状態を高速かつ高精度にシミュレーションでき、中長期的な環境変動や災害などの予測、解明を目的に開発、使用されている。また、バイオ、ナノ分野など先進分野でも利用されている。

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