<補足説明>

「独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)」(http://www.jamstec.go.jp/

海洋研究開発機構は、海洋科学技術の水準の向上、学術研究の発展を目的に、平成16年4月1日に設置された独立行政法人で(前身は海洋科学技術センター)、海洋を中心とした地球環境変動の解明に向けて、様々な観測研究、予測研究、技術開発等を実施し、多くの成果を上げている。スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の他に、地球深部探査船「ちきゅう」、有人潜水調査船「しんかい6500」、深海巡航探査機「うらしま」等の世界有数の設備を運用しており、世界における海洋・地球科学の研究開発をリードしている。

「地球シミュレータ」 (http://www.jamstec.go.jp/esc/index.html

宇宙開発事業団、日本原子力研究所、海洋科学技術センター(名称、全て開発当時)が開発したスーパーコンピュータ。コンピュータ内に仮想地球を作り、大気や海水、地殻の状態を高速かつ高精度にシミュレーションでき、中長期的な環境変動や災害などの予測、解明を目的に開発、使用されている。また、バイオ、ナノ分野など先進分野でも利用されている。

「メラカ研究所」 (http://www.meraka.org.za/

情報通信およびその応用分野に係る人材育成・産業応用・先端技術研究という目的とする、南アフリカ共和国科学技術省管理下にある科学産業研究所の一部門。
南アフリカ共和国の高性能計算機環境を向上させるための施策において、48ノード(台)からなるスパコンの運用を計画しているほか、地球観測・気候変動等の地球科学分野や医療に関する分野まで幅広く研究を行っている。

「日・南ア科学技術合同委員会」

日本と南アフリカ共和国との間で、科学技術分野の協力関係を促進するために、平成15年8月に締結された日・南ア科学技術協力協定に基づく合同委員会。
当該委員会は、実施された協力活動の報告や今後の協力活動について協議する目的において実施されている。第1回会合は平成16年5月に南ア・プレトリアにて開催。第2回会合は平成17年6月に東京にて開催。

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