プレスリリース


プレスリリース

2008年01月21日
独立行政法人海洋研究開発機構

地球深部探査船「ちきゅう」の新宮港寄港
および関連イベントのお知らせ

海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)の地球深部探査船「ちきゅう」は、統合国際深海掘削計画(IODP)※1による最初の研究航海である「南海トラフ地震発生帯掘削計画」を順調に実施中で、平成20年2月5日(火)に今年度の研究航海を完了し、和歌山県新宮市新宮港に寄港する予定です。

これに関して、下記のとおり国際シンポジウムおよび「ちきゅう」の一般公開を行いますのでお知らせいたします。

なお、新宮港出港は2月12日(火)を予定しております。

1.国際シンポジウム

(1) 開催日時: 平成20年2月9日(土)9:30〜15:00
(2) 場  所: 新宮市民会館
(3) 主  催: 独立行政法人海洋研究開発機構
(4) 後援(予定): 内閣府(防災担当)、文部科学省、経済産業省、国土交通省、海上保安庁、和歌山県、新宮市
(5) 内  容: 南海トラフの全体像を判り易く紹介するとともに、この度の研究航海で得られた成果について皆様にいち早く報告いたします(詳細につきましては、別紙1をご参照下さい。)

2.一般公開

(1) 開催日時: 平成20年2月10日(日)〜11日(月)10:00〜15:00
(2) 場  所: 新宮港佐野第3号岸壁
(3) 主  催: 和歌山県、新宮市、独立行政法人海洋研究開発機構
(4) 後  援: 新宮港振興会
(5) 内  容: (詳細につきましては、別紙2をご参照下さい。)

別添:国際シンポジウムおよび一般公開ポスター[PDF]

※ 1:統合国際深海掘削計画(IODP: Integrated Ocean Drilling Program)
日・米を主導国とし、平成15年(2003年)10月から始動した多国間国際協力プロジェクト。現在、欧、中、韓の21ヶ国が参加。日本が建造・運航する地球深部探査船「ちきゅう」と、米国が運航する掘削船を主力掘削船とし、欧州が提供する特定任務掘削船を加えた複数の掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動、地球内部構造、地殻内生命圏等の解明を目的とした研究を行う。

お問い合わせ先:

(「ちきゅう」、研究航海、国際シンポジウムについて)
地球深部探査センター
企画調整室長 田中 武男 TEL:045-778-5640
(「ちきゅう」、一般公開について)
海洋地球情報部
広報課長 田代 省三 TEL:045-778-5400
(報道について)
経営企画室
報道室長 大嶋 真司 TEL:046-867-9193