プレスリリース


プレスリリース

2008年07月01日
独立行政法人海洋研究開発機構

海洋調査船「なつしま」と無人探査機「ハイパードルフィン」の
名護漁港での一般公開について

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、沖縄県名護市の名護漁港において海洋調査船「なつしま」と無人探査機「ハイパードルフィン」の一般公開を実施しますのでお知らせいたします。なお、当該一般公開は、当日開催される第31回名護夏まつり(主催:名護市商工会青年部)のイベントの一部として行われます。

1. 日時:
平成20年7月26日(土) 14:00〜19:00(受付は18:30まで)
(歓迎セレモニー 13:45〜14:00)
7月27日(日) 13:00〜19:00(受付は18:30まで)
2. 場所: 名護漁港 東防波堤側岸壁(沖縄県名護市城3): 別紙参照
3. 公開内容: 海洋調査船「なつしま」
無人探査機「ハイパードルフィン」(別添参照
4. 入場料: 無料  ※事前の登録不要
5. 主催: 独立行政法人海洋研究開発機構、名護市
後援: 名護市教育委員会
協力: 名護市商工会、財団法人名護市観光協会
6.注意事項: 1)悪天候等により中止となることがあります。
2)船内は段差が多く危険なため、ハイヒール・サンダル等、また、酒気を帯びての見学はご遠慮ください。
3)小学生以下は、保護者が必ずご同伴ください。

別紙

【地図】名護漁港 東防波堤側岸壁 (沖縄県名護市城3)

別添

・海洋調査船「なつしま」

全長 67m
13m
深さ 6.3m
喫水 3.8m
国際総トン数 1,739トン

様々な観測機器を搭載し、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。また、最大潜航深度3,000mまで潜航調査することができる無人探査機「ハイパードルフィン」の支援母船としても運航しています。

かつては、水深2,000mまで潜れる有人潜水調査船「しんかい2000」の母船として活躍していました。詳細は次のホームページをご覧ください。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/natsushima.html


・無人探査機「ハイパードルフィン」

全長 3m
2m
高さ 2m
空中重量 3.8トン
最大潜航深度 3,000m

高解像度ハイビジョンカメラを備え、水深3,000mまでの映像を撮影できる水中ロボットで、2005年2月に行われたスマトラ島沖地震緊急調査では、大規模な亀裂や崩落を世界で初めて確認しました。

マニピュレータ2機の使用によるサンプル採取、観測機器の設置と回収も可能です。 詳細は次のホームページをご覧ください。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/hyperdolphin.html

お問い合わせ先:

一般公開について
海洋地球情報部 広報課長
田代 省三 TEL:045-778-5400
海洋地球情報部 国際海洋環境情報センター センター長
松永 富也 TEL:0980-50-0111
報道について
経営企画室 報道室長
村田 範之 TEL:046-867-9193