プレスリリース


2011年 7月 22日
独立行政法人海洋研究開発機構

21世紀気候変動予測革新プログラム 平成23年度公開シンポジウム
「気候大変動の時代に生きる-自然との共生の知恵を求めて-」の開催について

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏)は、気候変動予測研究活動の重要性や有益性について理解を得ることを目的として、文部科学省が平成19年度よりスタートした「21世紀気候変動予測革新プログラム(以下、革新プログラムという。)()の公開シンポジウムを、関係機関の共催・後援の下で下記のとおり開催しますので、お知らせします。

今回は、革新プログラムの5年目にあたり、これまでに得られた研究成果として、気候変動およびその自然災害への影響に関する主要な話題を取り上げます。第1部では、社会的関心の高い地球温暖化予測の話題から、100〜300年の長期予測と20〜30年後の近未来の気候変化予測に関する最新の知見をご紹介します。そして、身近な問題となる集中豪雨や台風などの極端な自然現象、さらに、それがもたらす自然災害への影響についての知見もご紹介します。第2部では、ゲストパネラーをお招きして、これらの科学的知見を気候変動に対応する適応策にどのように連携させていくかを、特に、リスク管理の面に着目しながら、パネルディスカッションを行います。

本シンポジウムが、「気候大変動の時代に生きる」皆様とともに、自然との共生を考える機会となるプログラムを構成しました。皆様のお越しをお待ちしております。

1. 日時 平成23年8月22日(月)13:30〜17:00(開場13:00)
2. 会場 一橋記念講堂(東京都千代田区神田一ツ橋2−1−2  学術総合センター内)(別紙1をご参照下さい)
3. 入場料 無料(事前登録制)
4. 申込 ホームページよりお申し込み下さい。
革新プログラムWebサイトURL:
http://www.jamstec.go.jp/kakushin21/jp/symposium2011
事務局:
事務局:海洋研究開発機構 研究支援部(担当:林、尾幡)
TEL:045-778-5700
E-mail:kakushin_symposium@jamstec.go.jp
5. 主催 海洋研究開発機構
  共催 文部科学省、気象庁気象研究所、東京大学、名古屋大学
  後援 環境省
6. プログラム 別紙2をご参照下さい

21世紀気候変動予測革新プログラム

人・自然・地球共生プロジェクト(平成14年度〜18年度)の成果を発展させ、「地球シミュレータ」を最大限に活用し、気候変動の諸課題に取り組むプログラム。国際的な気候変動研究の取りまとめである「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書」へ貢献し、気候変動に対応した政策の検討・立案に科学的基礎を提供することを目的として、文部科学省により5年計画(平成19年度〜23年度)で策定・実施されている。温暖化予測モデルの高度化および予測、不確実性の定量化・低減、自然災害に関する影響評価の3つの研究項目で構成される。

別紙1

会場地図

会場地図

東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄三田線、都営地下鉄新宿線「神保町駅」下車 A8出口から徒歩3分
東京メトロ東西線「竹橋駅」下車 1B出口から徒歩4分

別紙2

21世紀気候変動予測革新プログラム 平成23年度公開シンポジウム
「気候大変動の時代に生きる- 自然との共生の知恵を求めて‐」

1. 日時 平成23年8月22日(月)13:30〜17:00(予定)
2. 会場 一橋記念講堂(東京都千代田区神田一ツ橋2−1−2)
3. 主催 海洋研究開発機構
  共催 文部科学省、気象庁気象研究所、東京大学、名古屋大学
  後援 環境省

プログラム

時間 内容 講演者
13:30-13:35 開会挨拶 文部科学省
13:35-13:45 革新プログラムと今回のシンポジウムに ついて 松野太郎 文部科学省技術参与 (プログラム統括)/ 海洋研究開発機構
13:45-15:25
(計100分)
第1部 講演 司会
西岡秀三
文部科学省技術参与 (プログラム統括)
(13:45-14:25) 講演1:
300年後へのシナリオの選択・避けられない30年後の気候変化
時岡達志
木本昌秀
海洋研究開発機構
東京大学大気海洋研究所
(14:25-14:35) 質疑応答
(14:35-15:15) 講演2:
将来の豪雨・台風とそのもたらす災害は?
鬼頭昭雄
中北英一
気象庁気象研究所
京都大学防災研究所
(15:15-15:25) 質疑応答
15:25-15:45 休憩
15:45-17:00
(計75分)
第2部 パネルディスカッション モデレーター
住 明正
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構
テーマ:
「気候シミュレーションから見えてくるリスクへの対応」
パネラー
  • 江守正多(国立環境研究所)
  • 西岡秀三(プログラム統括)
  • 三村信男(茨城大学)
  • 安井 至(製品評価技術基盤機構)
17:00 閉会挨拶 松野太郎

(プログラム統括)


リーフレット[PDF:1.49MB]

お問い合わせ先:

独立行政法人海洋研究開発機構
(シンポジウムについて)
研究支援部 支援第2課長 千葉 俊彦 Tel: 046-867-9600
(報道担当)
経営企画室 報道室 奥津 光 Tel:046-867-9198