海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、平成18年4月21日伊豆半島東方沖で発生しました地震に伴い、緊急調査を実施することとなりましたのでお知らせいたします。
< 調査の目的 >
初島沖6kmの海底(水深1,174m)に設置されている「初島沖深海底総合観測ステーション」(別添1)によって撮影された地震発生直後の泥流(写真1、2)による堆積物の状況変化の把握及び今回の地震による「初島沖深海底総合観測ステーション」への影響の確認を行ないます。また、この調査により、今回生じた海底での地すべりの規模を知る手がかりが得られます。
< 調査の概要 >
海洋研究開発機構が有する海洋調査船「なつしま」及び無人探査機「ハイパードルフィン」を用いて、「初島沖深海底総合観測ステーション」周辺(図1)において、水中カメラによる目視観測などの調査を行います。
調査期間:平成18年4月22日(土)〜4月25日(火)
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