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スミソニアン博物館の「オーシャンポータル」に協力中

「オーシャンポータル」

「オーシャンポータル」内
「ちきゅう」紹介ページ

米国スミソニアン協会国立自然史博物館(ワシントンDC)には、2008年9月以来「サント・オーシャンホール」にて地球深部探査船「ちきゅう」の模型および科学掘削技術や船上研究の解説映像が常設展示されていますが、このたび同博物館が運営するウェブサイトの「オーシャンポータル」においても、JAMSTECは世界中の20を超える機関とともに協力メンバーとして参画しています。

「ちきゅう」をはじめとし、有人潜水調査船「しんかい6500」などを紹介していますが、この「オーシャンポータル」は文字通り“海への入り口”として、大人から子供までが楽しめる内容となっています。残念ながら英語版のみで日本語版はありませんが、たとえ海から遠く離れた場所に住む方でも、このページを訪れると海の入り口に来たような雰囲気を味わえることと思います。

なお、国立自然史博物館は、スミソニアン協会が運営する最も人気がある博物館のひとつとして、年間約600万人が訪れるワシントンDCにおける主要な観光スポットとなっており、1910 年にオープンし、自然科学や世界文化、地質・鉱物など約1億2600万点のコレクションが展示されています。

米国ワシントンDCまでは距離も遠く、なかなか同博物館を訪問する機会はないかもしれませんが、同博物館が運営している「オーシャンポータル」を訪問されて雰囲気を味わわれてはいかがでしょうか。