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JAMSTECニュース

米国海洋大気庁(NOAA)との間の研究開発協力に関する覚書の締結について

2018年11月22日

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)は、平成30年11月1日、米国海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration、以下「NOAA」という。)との間で、海洋科学技術分野における協力に関する覚書を引き続き締結しました。NOAAとは、平成5年に研究協力に関する覚書(Memorandum of Understanding : MOU)を締結して以降、覚書に基づいて良好な協力関係を構築してきました。平成30年11月1日、2日に両機関の定期会合を開催し、機関間の協力分野に関して意見交換を行うとともに、本覚書が本年終了期限を迎えたことから、次期5ヶ年の覚書をNOAAのクレッグ・マクリーン長官補とJAMSTECの平理事長により署名・交換しました。

本覚書の具体的な協力分野としては、引き続き、太平洋や北極域等の海洋観測及び気候研究、津波研究、海底研究、地球環境モデリング、海洋酸性化研究、自律型無人機による観測技術等について幅広く研究開発協力を実施するだけでなく、新たに、近年世界的にも課題となっている海ごみ対応に関する協力も加わりました。本覚書の締結によって、海洋科学技術分野における日米間の研究協力がより一層強化されるとともに、両国間における友好関係の更なる発展が期待されます。


覚書の交換を行うクレッグ・マクリーン長官補(左)及び平理事長(右)